美プロ「ビューティコラム」は、”美しくなるための秘訣”を美容のプロに聞くコラムです。美容方法のコツや、ちょっと気になるお悩みなど……あなたを美しくするための美容に関するさまざまな対処法をご紹介していきます。
春は出会いの季節。いい人間関係を築くためにも、いい印象に残るようなを仕草や行動を心掛けたいところです。たとえば部署異動や配置換えなどがあったら、ご挨拶に、アロマを使った手づくりソープを用意してはいかが?
簡単につくれるわりに仕上がりはとてもオシャレで、印象的なプチギフトになりますよ! 今回は季節にちなんで、桜色のソープをつくってみましょう。
緊張が続く春に最適!リラックス&安眠にオススメのブレンド
<材料>
・グリセリンソープ 50g
・食紅 (赤) ごく少量
・シリコン製の型
・ラベンダー、ベルガモット、スイートオレンジ精油 合わせて10滴まで
グリセリンソープ(MPソープ、クリアソープ)は保湿効果のある石鹸素地で、アロマ専門店またはネットショップで購入することができます。食紅はスーパーの製菓材料コーナーにありますよ。
今回は春らしく仕上げたいので、赤の食紅を用意しました。石鹸を流し込む型は、シリコン製のものが扱いやすくオススメです。100円ショップで販売されている、お弁当用のシリコンカップでもいいですね。桜の季節とは外れるため、桜型指定でなく、 お花の形などあれば、季節感も出て年齢層問わず好印象を与えることができるのでおすすめです。
精油は、お仕事の疲れを癒すことのできる、いずれもリラックス効果や安眠効果が期待できるものをブレンドしてみました。もちろん単品でもかまいません。
<作り方>
1、グリセリンソープを溶けやすい大きさ(1cm幅くらい)にカッターで切り、耐熱容器に入れます。
2、食紅をほんの少量(付属の耳かきスプーン10分の1程度)加えます。
3、電子レンジで20~30秒加熱して、グリセリンソープを溶かします。加熱しすぎると泡が噴き出すので、加熱時間に気をつけてください。
4、耐熱容器を取り出して、軽くかきまぜます。電子レンジから取り出すとき、火傷しないように容器の上のほうを持ってください。
5、精油を1滴ずつ混ぜながら、お好みの香りに仕上げます。ゆっくりしていると冷えて固まってしまうので、手早く混ぜましょう。
6、型に流しいれ、冷蔵庫または冷凍庫で冷やします。固まったら型から取り出して、おしゃれにラッピングしたら完成です。
新しい出会いには、迎える側もちょっぴりドキドキしています。たとえば、異動や配置換えなどの緊張で疲れがちなときに、香りのよい、しかも手づくりのアロマソープは、印象に残ると思いませんか? 「どうぞよろしくお願いします」とメッセージを添えるのもいいですね。
さらに、「リラックス&安眠効果が期待できます」といった効能や、「3歳未満のお子様には刺激が強いので、使わないでくださいね」といった注意を添えれば、“センスがよくて気の利く人”なんて印象を持たれるかも! ぜひお試しください。
今回の美プロ
プレミアビューティアカデミー アロマ&ハーブ講師 高橋 朋子
AEAJ認定アロマテラピーインストラクター/AEAJ認定ア ロマセラピスト/JAMHA認定ハーバルセラピスト/ICAM 国際試験機構 アロマテラピー部門 認定インストラクター/ ICAM国際試験機構 ハーブ部門 認定インストラクター
アロマ&ハーブ講師の高橋です。ディズニーのホテルでディズニースマイルを振りまいて元気を提供していた18年前。東京駅でディズニー帰りの疲れたゲストを見ながら、非日常の一部分だけではなく、「ライフスタイル全般を癒し、サポートしたい!!」という想いから転身。花屋の娘に育ち、植物の恩恵に目覚め、アロマセラピスト、ハーバルセラピストを目指し講師に至りました。心療内科で10年間患者様を癒し、薬に頼らない心のケアに努め、老若男女幅広い人たちを癒す中、自身の美を維持するのにも“心と体の健康”が大切!!と20代、30代の女性に響くアロマ&ハーブケアを広める毎日です。これから、みなさんの生活に役立つ癒しの方法を配信していきますので、お楽しみに!