梅雨時は妊婦さんが転びやすいから要注意!転倒する原因とは?             

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妊婦さんは体のバランスを取りにくく、転倒の危険と隣り合わせ。

これから梅雨の時期に入り、「転倒」による怪我や事故のリスクがますます増えます。転倒を防ぐには、どんなことに気をつければいいのでしょうか。

妊婦さんが転びやすい原因は?

「妊婦さんは転倒に注意」とよく聞きますが、こう言われるのは、単にお腹をぶつけたら危ないということだけではありません。

お腹が大きくなるなど体の変化にともなってバランスが悪くなったり、大きなお腹で足元が見えにくくなって、普段よりも転倒のリスクが高くなるのです。

とくに、重いお腹を支えるために重心が後ろになることで、滑って尻もちをつきやすくなったり、段差で足を踏み外すなどの事故も多いもの。今まで当たり前に歩いていた場所で転んでしまうというのも、よくあることなんです。

妊娠中の転倒を防ぐために気をつけること

段差を歩かない、自転車に乗らない、滑りやすい雨の日は出かけないなど、転倒防止対策はいろいろありますが、何でもかんでも「しない」となると行動が制限され、窮屈に感じてしまいます。

妊娠中はただでさえ体の自由がきかない時期。安全を確保する考えは悪くないですが、ストレスを溜めることも赤ちゃんとママの健康によくありません。無理せずに転倒のリスクを回避するにはどうしたらいいのでしょうか。

・今までよりヒールが低い靴を選ぶ

フラットな靴だから転ばないとは限りません。それまでヒールを頻繁に履いていた方なら、急にフラットな靴を履くことでバランスが取りにくくなって、かえって危険になることも。

お腹が大きくなってきたら、今までよりもヒールの低い靴を選び、ウエッジソールなど靴底が安定するタイプの靴を選びましょう。

・歩きにくい服装は控える

お腹が大きくてもおしゃれが楽しめるオーバーオールやオールインワンなどは、ゆったりとして着心地もいいですが、股下がずいぶん下がってしまうデザインも多いですよね。

妊娠中は歩幅が制限されるので、階段や坂道などで足がうまく動かせない場合も。同じく、歩きにくいデザインが多いタイトスカートなども、体型の変化が大きい妊娠後期は控えめにしましょう。

・濡れている場所では慎重に

雨の日や水撒き後の道路、濡れている床などを歩くときは十分注意し、一歩一歩しっかりと足を踏み出すようにしましょう。

雨の日は、とくに滑り止めのついた靴などを選ぶようにし、ソールがツルツルの履きつぶした靴などは控えた方がベターです。

うっかり事故に気をつけて!

転倒は気の緩みなどからくる「うっかり事故」がほとんどなので、気をつけていれば防げるもの。

あまり神経質になる必要はありませんが、何か起きてからでは遅いのも事実。いつもより少しだけ注意して毎日を過ごしましょう。

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