インスタ映えは「動画映え」に進化!?みんな気になる「ストーリージェニック」な投稿のつくりかた

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2017年の流行語大賞に選ばれた「インスタ映え」。いかにおしゃれで印象的な写真が撮れるか、日々研究を重ねている人も多いのではないでしょうか。

しかしながら時代はどんどんと移り変わり、いまやトレンドは「動画映え」へとシフトチェンジしています。そして、さらなるキーワードが「ストーリージェニック」! 

SNSをしている方はもちろん、これからチャレンジしようと思っている方も、注目の2大キーワードをチェックしてみませんか?

トレンドは「インスタ映え」から「動画映え」へ!

いまや大人から子どもまでが口にするようになった「インスタ映え」というワード。Instagram(インスタグラム)に投稿された、見栄えのいい、おしゃれで雰囲気のある写真のことを意味し、「フォトジェニック」と称されることもあります。

そんな「インスタ映え」をめぐって、写真から「動画映え」にトレンドが移っているという噂が!

というのも、みんながインスタ映えする写真を撮ろうと切磋琢磨した結果、おしゃれでクオリティの高い写真の投稿が増えて、カメラ機能の向上も相まって、ちょっとインスタ映えする写真では、埋もれてしまう可能性も。見ている側の目が肥えたため、「いいね!」がつきにくくなっている、といえるかもしれません。

そこでクローズアップされ始めたのが、動画です。15秒という短い時間ではありますが、静止画だけでは伝わらない雰囲気や音などを盛り込むことができます。

たとえば、フライパンから燃え上がる炎で調理されたステーキや、あたたかいチョコをかけるとアイスが出てくるスイーツなど、見た人が「おっ!」と驚くような、ライブ感のある動画。

つい繰り返し見て、自分も食べたくなってしまいますよね。そんな動画映えするムービーが、トレンドのひとつです。

「ストーリージェニック」とは?

もうひとつ、注目すべきワードとして「ストーリージェニック」があります。

「ストーリージェニック」とは、単なる見栄えではなく、その写真が撮影された背景にどんな物語があるか? ということに重きを置いていること。

たとえば、華やかな外観のホテルではなく、名だたる文豪たちが宿泊した老舗ホテル。最新デザインのブランドバッグではなく、祖母の形見の古いボストンバッグ。インスタ映えするような華やかさはないけれど、その裏にある、語りたくなるストーリーがあります。

見た目のかわいさに「いいね!」されるのではなく、ストーリーに共感して「いいね!」されることが狙いです。

このようなストーリージェニックな写真をアップする際に、大きな役割を果たすのは、ハッシュタグ(#)です。

キーワードの前に#を入れてタグ付けする機能のことで、同じハッシュタグがついた投稿を検索して閲覧することができます。見たい投稿を探しやすい、他のユーザーに投稿を見てもらいやすいというメリットがありますが、数年前から、ハッシュタグを複数つけて、写真を説明する目的で使われることが多くなってきました。

本文ではなく、あえてハッシュタグで背景にある物語を伝える……というのもひとつの手ではないでしょうか。

「ストーリージェニック」な投稿にチャレンジ!

では、実際にストーリージェニックな写真に挑戦してみましょう。


GWのお出かけは、大人気のテーマパークに行くのも楽しいですが、帰省を機に、自分が小さい頃によく行った公園に遊びに行ったよ! というテーマです。

童心に帰って遊具で遊んだり、青々とした芝生に寝転んで読書をしたり。ローラースライダーでは、子どもが滑る背中を追いかけながら、自分の幼き日を重ねて感慨深い気持ちになりました。

ハッシュタグは、「#○○公園」「#幼き日の想い出」「#遠くのテーマパークより近くの小さな公園」「#息子の背中にあの頃の自分を重ねる」「#ノスタルジー」といった感じでしょうか。

他にも、通っていた小学校や昔よく歩いた田舎道を散歩してみるのもおすすめ。普段は味わえない、ノスタルジックな想いに浸れます。

もし旅行に行くなら、自分の両親が結婚式を挙げたホテルをチョイスするというのも面白いですね。見た目や構図にこだわるのももちろんですが、これからは、思わず語りたくなるストーリーに着目して写真や動画を投稿してみませんか?