日焼け・日焼け後対策でシミ・シワを防ぐ!紫外線と光老化の関係とUVA・UVB特徴まとめ  

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いつまでもシミ・シワのない美肌をキープしたいなら、やっぱり見逃せないのが日焼け・紫外線対策。とはいえ、1年中日焼けを意識して過ごしている方はまだまだ多くはないかもしれませんね。

ですが、目に見えない紫外線は季節に関係なく頭上から降り注ぎ、肌表面だけでなく肌奥にまで侵入し、未来のシミ・シワ・肌老化の原因となってしまうのです。「肌老化の原因の約80%は紫外線」とも言われるほど!

そこで、あなたの大切な未来の肌を守るために、まずは紫外線について説明した上で、事前の「日焼け対策」とうっかり日焼けした後の「日焼け後対策」についてご紹介します。

紫外線に種類がある!?

「紫外線」(英語で“Ultra Violet”、略して“UV”)に種類があることをご存じでしょうか?

紫外線は、波長の長さによって「UVA(紫外線A波)」「UVB(紫外線B波)」「UVC (紫外線C波)」に分けられます。

そのうち地表に届くのは「UVA」と「UVB」。「UVC」はオゾン層によってブロックされるため、地表にまで届きません。

では、「UVA」と「UVB」2つの紫外線の違いを、紐解いていきましょう。

【UVAと光老化】

UVAは、地表に届く紫外線の約95%を占める、波長の長い紫外線。肌に対しての一番の特徴は「肌奥の真皮層にまで届き、悪影響を及ぼす」という点です。

UVAは、ジワジワと肌奥に侵入し、真皮層に存在する線維芽細胞にダメージを与えます。線維芽細胞は、肌のハリ・弾力・保湿を司る「コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸」を生成する重要な細胞のため、UVAを浴び続けると、シワ・たるみが発生しやすくなります。

また、UVAはシミの元となるメラニン色素の合成を促進するため、時間が経つとシミが肌表面に現れるようになります。

これらの肌への悪影響を総称し、「光老化」と呼びます。

UVAは、曇りの日も地表に届き、窓ガラスも通り抜けることができるため、屋内であろうとも油断できません。そのため、いわゆる「うっかり日焼け」の原因となる紫外線なのです。

日焼けによる肌への悪影響

【UVBと日焼け】

長時間日に当たると肌が焼けて、真っ赤になったり、ひどいと水膨れになったりますよね。このような、見た目にすぐ分かる日焼けの主な原因はUVB。地表に届く紫外線の約5%を占める、波長の短い紫外線です。

「5%」と聞くとそれほど影響がないように思われそうですが、やけどのような日焼けを起こす力で比較すると、UVBはUVAの「600~1000倍強いエネルギーを持つ」と言われています。

UVBは窓ガラスを通り抜ける性質はありませんが、海や山、屋外スポーツなどでの「レジャー日焼け」の原因となる紫外線なのです。また、シミ・そばかす、さらには皮膚がんの原因にも挙げられます。

紫外線が多い時期は?

では、地表に降り注ぐ紫外線量が多い時期とはいつでしょうか。多くの方が「夏は紫外線量が多くて日焼けしやすいから、きちんと紫外線対策しなくちゃ!」と、暑くなると慌ててUVカットアイテムを使用されるかと思います。

ですが、1年で紫外線量が多いのは「5月から9月」の時期。気温がグッと上がる真夏よりも前の5月から、秋に近づき出した9月まで、紫外線量は油断がならない状態なのです。

気象庁| 日最大UVインデックス(解析値)の年間推移グラフ
※上図:気象庁公式サイトより
『日最大UVインデックス(解析値)の年間推移グラフ』

さらに注意してもらいたいのが、5月から9月以外の時期。紫外線量は「中程度から弱い」になるものの、肌は季節を問わず紫外線にさらされている事実は明らかですね。

しかもUVA量は、5月から9月以外の時期であっても、UVBほど大幅には減少しないのです。

そのため、肌が焼けるような日焼けだけを注意するのではなく、知らず知らずのうちに肌奥にダメージが蓄積される光老化を避けるためにも、一年中紫外線対策を怠らないようにしましょう!

日焼け止めクリームの選び方

では、日焼けによるシミ・そばかす、シワ・たるみなどを防ぐためには、どのような紫外線対策をすれば良いのでしょうか。

まずは、やはり日焼け止めクリームは欠かせません。ただし、日焼け止めクリームを選ぶ際は、「SPF」「PA」指数のチェックも重要です。

【SPFとは】

SPFとは、UVBに対しての防止効果を数値で表したもの。たとえばSPF20の場合、「通常日焼けするまでにかかる時間よりも『20倍』遅らせることができる」ことを表しています。

各人の肌質(日焼けしやすい、しにくい)によって「日焼けを遅らせる目安時間」は変わるため、ご自身の肌質と使用時間に合わせて、SPFを選びましょう。

【PAとは】

PAとは、UVAをどの程度防ぐことができるかの目安を「+」の数で表したもの。現時点では「++++」が最高値であり、「極めて高い効果がある」レベルです。

日焼け止めクリームを選ぶ際は、SPF値だけを気にするのではなく、光老化を予防するためにPA値までもチェックするようにしましょう。

なお、SPF・PAともに、時間が経つほど効果は薄れていきます。そのため、日焼けクリームはこまめに塗り直すことをおすすめします。

日焼け後対策にはビタミンC

では、すでに日焼けした後のアフターケアや、日常的な光老化対策はどうすればよいのでしょうか。そこでおすすめしたいのが、「ビタミンC配合美容液」です。

というのも、ビタミンCには紫外線によって発生した活性酸素(肌老化の原因)を除去し、シミの元となるメラニン色素の生成を抑え、さらには出来てしまったメラニン色素を薄くする作用があるため!

まさに、一年中リスクのある光老化を予防・改善するためには欠かせない美容アイテムですね。

ですが注意点として、ビタミンCもしくはビタミンC誘導体(ビタミンCの肌への浸透力を上げた成分)配合美容液の中には、紫外線によって酸化しやすいために「夜専用」になっているものや、ビタミンCの性質である「皮脂抑制効果」が強いために、肌が乾燥しやすくなるものがあることが挙げられます。

そのため、ビタミンC配合を謳った美容液であっても、使用方法や肌との相性、配合されているビタミンC・ビタミンC誘導体の質を吟味してご使用になるようにしてください。

【編集部おすすめの紫外線対策美容液】

リコプロ フェイスケア C20ルーセント EX
・商品名:リコプロフェイスケア C20ルーセント EX
・容量:20mL
・価格:10,890円(税込)

ビタミンCは空気や水に触れると酸化しやすい繊細で不安定な成分。しかしリコプロ フェイスケアC20ルーセントEXは、新型ビタミンC誘導体が肌の酵素に触れることでビタミンC効果を発揮するため、有効成分が確実に肌の奥まで届きます。

毎日のUVケアとしてだけでなく、シミやソバカス、大人ニキビなどでお悩みの方にもおすすめです!

C20ルーセントEXの特徴】

・ビタミンCが肌の奥までしっかりと届いて効果を発揮
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リコプロフェイスケア C20ルーセント EX
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