その乾燥肌、カフェインが原因かも!? コーヒー習慣を変えると肌はもっと美しくなる!

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朝に一杯。コーヒーを飲むことで目覚めを促し、日々の活動をスタートさせる。という方も多いのではないでしょうか。

コーヒーに関しては、「抗酸化作用でアンチエイジングになる」「新陳代謝が高まって肌にいい」など、美容効果が期待できるような説が色々ありますよね。

でも意外と知られていないのが、カフェインの利尿作用による肌の乾燥。

きちんとスキンケアをしているのに肌が乾燥する、という方は、コーヒーの飲み方に問題があるのかも。

1日のリラックスタイムにはコーヒーが欠かせない!という方も、コーヒー習慣をちょっと工夫することで肌が変わってくるのを実感できますよ!

乾燥肌の原因と影響

ではまずは、お肌の乾燥の原因から見ていきましょう。

お肌の潤いの鍵を握るのが「バリア機能」です。
バリア機能とは、肌の表面にあり、天然のシャッターのような役割を指します。

このバリア機能が正常に働いていると、紫外線や花粉、細菌やウイルス、化学物質など、肌内部にダメージを与える物質の侵入を防ぐことができます。また同時に、このバリア機能は肌内部の水分を外に逃がさないようにして、乾燥を防ぐ重要な役割もあります。

そして、このバリア機能を担っているのが、主に「角質層(角層)」「皮脂膜」です。
角質層は肌の一番外側にある層で、天然保湿因子を抱えた「角質細胞」とセラミドなどの「細胞間脂質」で構成されており、この層がきれいに並んでいると、水分をしっかりと保持でき、お肌は潤った状態になるのです。

健やかな肌の場合、角質層も皮脂膜もバリア機能が正常に働いているため、肌の水分が蒸発して乾燥することはありません。ですが、外部要因や内部要因によってバリア機能が低下すると、肌は乾燥やすくなるのです。

ちなみに、外的要因として挙げられるのが、紫外線、摩擦、寒暖差など。
内的要因としては、ホルモンの変化、生活習慣、偏った栄養摂取、ストレスなどが挙げられます。また、年齢とともに皮脂分泌が減少し、肌の水分保持能力が低下することも、バリア機能が低下する一つの要因とされています。

つまり、バリア機能が正常に働き、肌内部の水分がしっかりと保たれた状態であることが、潤ったお肌の条件であり、何らかの要因により、バリア機能が低下したり、また、そもそも体内の水分が不足すると、バリア機能が正常に働いていても肌内部に水分がなくなってしまい、乾燥として肌に現れるのです。

コーヒーに含まれるカフェインが、カラダの乾燥を招く理由

では、なぜコーヒーを毎日飲用することで、肌の乾燥を招くのでしょうか。

その原因はコーヒーに含まれるカフェインにあります。
カフェインは利尿作用があることで知られています。カフェインを摂取すると腎臓の血管が拡張し、血液をろ過する量が増えます。
それに伴って尿の量が増えて排尿がどんどん促され、飲んだ水分以上に体内の水分が排出されてしまいます。

また、カフェインには血管収縮作用もあります。少量であれば血行を促進しますが、継続して多量に摂取すると、毛細血管が収縮し、末端部分やお肌にまで血液が届かず、代謝の低下を招いてしまうのです。

さらには、カフェイン摂取後に分泌されるアドレナリンの影響も。2020年に発表されたある研究発表でも、アドレナリンは、肌の乾燥やバリア機能低下、かゆみ等を引き起こす可能性があることが明記されています。

適度摂取は、利尿作用によりむくみ軽減なども期待できます。ですが、毎日何度もコーヒーを飲用する習慣がある方は要注意。

カフェインが体から完全に排出されるには8時間〜14時間くらいかかると言われ、1日に何度もコーヒーを飲用している場合、ほぼ1日中利尿作用などが続き、代謝の低下や水分不足の状態になってしまうのです。

紅茶や日本茶のカフェインとの違いは?

紅茶や日本茶などにもカフェインは含まれていますが、中医学的に見ると、コーヒー、紅茶、日本茶の「体内の水分量」への影響がそれぞれ異なります。

体内の水分量に影響する効能

  • コーヒー・・・「利水(りすい)」
  • 紅茶・・・「利水」と「止渇(しかつ)」
  • 緑茶・・・「止渇(しかつ)」と「生津(しょうしん)」

紅茶と緑茶には「止渇(しかつ)」や「生津(しょうしん)」という効能があります。「止渇(しかつ)」は喉の渇きを解消させ、「生津(しょうしん)」は、「潤いを生む」という意味で、「止渇」と同等の効果があります。

コーヒーは、余剰物質を尿として排出する「利水(りすい)」により潤いを減らし続けますが、紅茶や緑茶には潤いを作り出す効果があるのです!

このことからも、コーヒーは他のカフィエン飲料に比べ、肌を乾燥させる作用が強いことが分かりますね。

乾燥が気になるときの対処法

乾燥肌の改善のためには保湿も大切ですが、内側から水分を保つには、バランスの取れた栄養を食事から摂取することが基本。そこで、今回は食事の中でも特に意識していただきたいポイントをご紹介します。

ポイントはずばり”腸内環境”の改善です。正常な肌は細胞が入れ替わるターンオーバーを繰り返していますが、腸に悪玉菌が増えると腸内環境が悪くなり、有害物質が産生され、腸管内で再吸収され全身に送られてしまうのです。その結果、ターンオーバーが乱れ、老廃物が排出されなくなると、肌の乾燥や肌荒れを招いてしまうのです。

食事を意識して腸内環境を整える

おすすめは「発酵食品」

発酵食品とは、微生物の作用により旨味や栄養価が高められた食品のこと。納豆、みそ、キムチ、ぬか漬け、ヨーグルト、チーズなど、発酵により、乳酸菌などの善玉菌を豊富に含み、腸内環境の改善や免疫力向上に役立つとされています。

一口で発酵食品と言っても、発酵を行なっている菌は様々。乳酸菌をはじめとし、酵母菌、麹菌、納豆菌、酢酸菌など多種多様な菌たちによって発酵食品は作られ、菌の持つチカラや特徴はそれぞれ異なります。

そのため、できるだけ色々な発酵食品を摂るように心がけましょう。

酵素ドリンクを活用する

手軽に栄養素を補うなら酵素ドリンク(植物性発酵食品)を活用するのもおすすめですフォルマ バランスエンザイム100中身

フォルマ バランスエンザイム100」は、200年のあいだ生存競争を勝ち抜いた発酵力が強い「蔵付き酵母菌」を使用。発酵力のベースとなる原料は、皮まで丸ごと使用した100種以上の高品質の野菜・果実・山野草・穀類・海藻類。非加熱・非加水処方で、沖縄産の黒糖と素材の糖分による浸透圧でじっくりと濃密エキスを抽出します。

3年もの長期発酵・熟成を経て生まれる発酵エキスには、体内で作られない必須アミノ酸を含む19種類のアミノ酸、ビタミン・ミネラル、食物繊維、酵母、乳酸菌など、腸内環境を整えるのに欠かせない栄養素がたっぷりと含まれているのです。

酵素ドリンク・ペーストセット
・商品名:フォルマ バランスエンザイム100
・容量:500mL
・価格:10,584円(税込)

携帯に便利なペーストタイプもあるのが便利で嬉しい。1日の中でコーヒー1杯を、酵素ドリンクに変えてみるものいいですね。

コーヒー習慣を工夫して、うるおい肌をキープ

コーヒーには、クロロゲン酸というポリフェノールも含まれ「脂肪燃焼効果」や「血行促進効果」などの嬉しい効果もあります。

そのため、美容効果を期待して、コーヒーを習慣にしている方もいるかと思います。
しかし、コーヒーに抗酸化作用などの美容にいい作用あったとしても、肌の乾燥で美肌をつくる土台そのものがゆらいでしまっては困りものですよね。

1日に何度も飲んだり、毎日欠かさず飲んだりするのではなく、何事もバランスが大事。

カフェイン摂取のコントロールは肌の水分量をキープすることにつながるため、ほどほどのコーヒー習慣を心がけることが美容にとっても大切です。

いつでも潤う美肌を目指すなら、普段は少量だけカフェインが含まれるカフェインレスコーヒーなどを飲用し、「毎週水曜はコーヒーOKの日」など、ご褒美としてコーヒーを飲むのもすすめですよ。

今日からコーヒー習慣を変えて、潤いに満ちた美肌を手に入れましょう。

 

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