美を叶え、夢を叶える Vo.4 前島ゆみさん

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「美しいというのは、気持ちがいいと同じこと」

美しく働く女性が輝く秘密に迫るインタビューコラム「美を叶え、夢を叶える」。 
このインタビューでお聞きするのは、たった2つだけの質問です。

第4回目となる今回は、オトナのための爪に優しいネイルポリッシュブランド 「JUMII TOKYO(ジュミートウキョウ)」の生みの親でもある株式会社JUMII TOKYO代表取締役社長 前島ゆみさんにインタビューしました。

自身が手がけるブランド以外でも、「ビューティーブランドディレクター」としてさまざまなブランドの”ブランディングディレクター”を担当している前島さん。大学卒業後、地元の信用銀行に就職するも、やりたかったファッション業界への夢が諦めきれずに1年で退職。転職した会社でファッションMD、コスメの企画開発の経験を積み、自身のブランドを立ちあげたのは34歳のとき。

大学卒業から独立までの間に、プレイベートでは結婚、出産、離婚という経験をしてきた前島さん。起こることすべてを前向きに捉え、自らの力で未来を切り開いていく強さを持つ女性です。

――前島さんにとって、「美しく働く」とはどういうことだと思いますか?

「美しい」とはどういうことなんだろうと、改めて立ち止まり考えるきっかけになる質問ですよね。いろいろ考えてみたのですが、結論として、私の中の「美しく働く」ということには3つの答えがありました。

一つ目は、「即断・即決」。とにかくスピーディーに実行するということです。いろいろなプロジェクトのリーダーを担っている中で、私が立ち止まってしまうと周りの人にも迷惑がかかってしまいます。だから、とにかく良いと思ったことは、まずはやってみるということを大事にしています。

二つ目は、「バックアップ案は常に持っておく」ということ。やってみたことが全てが上手くいくとは限りません。チームのみんなを引っ張っていく立場として、うまくいかなかったときに「でも、こういう案もあるから大丈夫だよ」という案を持っておくことを心がけています。緊張感のある中でも、うまくいかないという状況になったときに”真剣だけど深刻にはならない環境”を作ることがチームリーダーとしての役目だと思っています。

三つ目は、「自分の意見はしっかり言う」ということ。自分のブランドでは自分のやりたいようにやれるんですが、他社のプロジェクトに参加する場合は、ある意味、アウェイの環境に身を置くことになります。そのチームにはその道のプロの方がいて、私はその方たちにブランドマネージャーとして意見を言わなくてはいけないときがあります。それは、勇気がいることだし、時には相手を傷つけたり、雰囲気が悪くなることもあるんです。でも、目的はそのプロジェクトを成功させること。その目標を達成するためには、どんなことでも言いたいことを言うし、相手にも言ってほしいと伝えています。

これまでいろんな方と仕事をしてきて「この人との仕事は楽しい」と思った人は、みなさん気持ちがいい人ばかりなんです。私の中で、美しいというのは気持ちがいいと同じ。仕事をする上で「こういう人と仕事をしたいな」と思った方たちは、ここで挙げた3つのことができている人ばかりなんです。

だから私も、そういう「美しい仕事」をしていきたいです。

――では、このインタビューのテーマでもある「美を叶え、夢を叶える」。前島さんはこの言葉をどうとらえますか?

私は、「美を叶えること」は「夢を叶えること」につながると思っています。

「美」と一言で言っても、その言葉にはいろんな「美」がありますよね。わかりやすく、ファッションやメイクといった見た目をアップデートしていくことだと思う人もいれば、身体を鍛えることが「美」だという人もいる。私は、ステキな言葉を紡ぐことや所作を「美」だと思ってアップデートしたいなと思っていたときがあります。

例えば、「センスがいいね」と言ってもらえることがあったり、私が人に言うこともあります。この「センス」って、持って生まれたものと思われがちですが、私は知識の積み重ねが「センス」になっていると思うんです。そして、私の仕事では、センスを磨くこと、「美」をアップデートするということが夢につながっています。

とは言え、夢を持っている人ばかりではないし、私も大きな夢より1年先のことを考えてることのほうが多いんですけど、今興味があることを自分なりにアップデートしていくことが、夢に出会える可能性を広げるということはあると思うんです。そして、その可能性を高めていくことも大事ですよね。

私がブランドディレクターとして大切にしているのは、単発でヒットする商品を作ることではなく、メッセージ性をしっかり伝えられるブランドを作ること。そのためには、「美を叶え、夢を叶える」という言葉は、常に意識していきたい言葉だなと感じました。

 

「美」への欲求を満たすことに対して、常に貪欲でいる前島さん。自身が手掛けた商品を手にした人たちが、美しくなるために、笑顔になるために。そんな思いを持ちながら、美しく働く女性でした。

■前島さんが手掛けるブランド

JUMII TOKYO(ジュミートウキョウ)