2016年に「一般社団法人 親子健康手帳普及協会」が作成した「20年をつづる母子健康手帳」をご存知ですか?
「6歳以降の記録も残せるのは嬉しい」「子育てに必要な情報が手厚く載っている」「もっと早く欲しかった」という反響があり、メディアが大きく取り上げたことにより注文が殺到した母子手帳なんです。
20年をつづる母子健康手帳とは?
通常、妊娠が確定すると住んでいる街の役所で母子手帳を受け取ります。
ここで受け取る一般的な母子手帳は、子どもの成長を6歳まで記録することができるのですが、「20年をつづる母子健康手帳」は、その名の通り20歳までの成長の記録を1歳毎につづることができます。
さらに、妊娠・出産、育児に関する知っておくべき情報がコラムとして書かれていたり、予防接種のタイミングが一目でわかる作りになっています。
6歳以降も予防接種を受けることがあるので、その記録が残せるという点も多くのママたちが「欲しい」と感じたポイントかもしれません。
「20年をつづる母子健康手帳」は、発売後もさまざまな意見を取り入れ、今年2018年に改訂版が発売されました。
一般的な母子手帳との違いは?
「20年をつづる母子手帳」は、記録するだけではなく、思春期の心や行動、性教育など、成長の中で親と子どもがぶつかる壁や、飲酒、喫煙などの問題への注意も細かく記載されているんです。
改訂版では、仕事復帰したママの授乳についての記載や、ママだけではなくパパのために書かれた「夫として父として」というコラムページがあります。
「育児はお父さんとお母さん2人でしていくという意識が大切」ということから始まるこのコラムは、昨今話題になっている「産後クライシス」になった妻へのケアについても書かれています。
お父さんは母子手帳を開く機会が少ないかもしれませんが、この手帳はいろいろな成長の記録だけではなく、育児の日々の中でページをめくりたくなる作りになっているのが特徴です。
成人を迎えた我が子へのメッセージ
画像出典:http://oyako-kenkotecho.com/
子どもが成人するまでの20年は、長いようで、きっとあっという間に過ぎてしまうように感じます。
この手帳の最後のページには、「20歳になった我が子へ」というメッセージを書きこめるページがあるのですが、子どもが20歳になったときに、メッセージを書きこんで渡すことができれば、それはかけがえのない親子の記録をつづった大切な一冊になることでしょう。
忙しい日々の中でこまめに記録を残していくのは手間だったり、ついつい時間が過ぎてしまったりするものですが、思いついた時やふと気になることがあったときに書きこんでおくだけでも、子育ての日々を形として残せる母子手帳になるのではないでしょうか。
「20年をつづる母子健康手帳」 (親子健康手帳普及協会) 幅 12.5 x 高 18.2 x 奥行 0.6 cm 価格:499円(税別) トイザらスのオンラインストアと、トイザらス・ベビーザらス店舗で販売中です。
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