多くのプレママが悩んでる!妊娠中の「蕁麻疹」対処法は?

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妊娠中のマイナートラブルはいろいろありますが、特に妊娠初期に多くみられるのが「蕁麻疹(じんましん)」。とにかくかゆくてツライ! というプレママも多いのではないでしょうか。

なぜ起こるの? 対処法は? 今回は、妊娠中の蕁麻疹について詳しくご紹介します。

妊娠中の蕁麻疹とは

蕁麻疹とは、皮膚の一部が赤くなって盛り上がりができる症状のこと。大人から子どもまで、多くの人がかかる可能性があります。

赤みや皮膚の盛り上がりは、しばらくすれば治まりますが、激しいかゆみを伴うことが多く、ストレスを感じたり、皮膚を掻きむしって、そこから炎症を起こしてしまうことも。

それまで蕁麻疹の経験がなかった人も、体質が変わる妊娠中に突然の激しいかゆみに悩まされることは珍しくありません。

さらに、この時期は新陳代謝が活発になるため、一度できてしまうと、身体のあちこちにかゆみを生じることが。また、疲れやストレスも溜まりやすいため、ちょっとした刺激から蕁麻疹が発症することもあるようです。

蕁麻疹の対処法

蕁麻疹の発症は原因不明の場合が多いのが現実。まずは身体に無理をさせないことです。規則正しい生活、バランスのとれた食事、そして疲れを溜めないよう、こまめな休息は大前提です。

そして、皮膚が乾燥しているとさらにかゆみが強くなってしまうので、蕁麻疹ができてしまった場合には徹底的な保湿を。刺激のないボディクリームやナチュラルなオイルなどで潤わせて。

また、特定の食品、添加物、動植物によるアレルギー反応として蕁麻疹が出る場合もあります。その場合は原因となる物を避けることで、蕁麻疹の予防になります。

大抵の場合はしばらくすると症状が治まりますが、あまり酷いかゆみの場合はかかりつけ医に相談して、妊娠中でも使用できる薬を処方してもらいましょう。

蕁麻疹と間違いやすい皮膚トラブル!

蕁麻疹と間違いやすいものに「妊娠性痒疹(にんしんせいようしん)」があります。これは100人に1人の割合で発症するとされていて、手足のいたるところに発生する発疹です。

原因は不明で、強いかゆみを伴うのが特徴。初産よりも2回目以降の妊娠に多く、妊娠3~4カ月頃から出始め、出産前後まで続きます。

ほかにも、「妊娠性疱疹」、「妊娠性肝内胆汁うっ滞症」など、妊娠中に発生しやすい皮膚トラブルは数多くあります。安易に考えず、いつもと違うなと感じたら、早めにかかりつけ医に相談しましょう。

妊娠中、多くの人が経験する蕁麻疹。こまめな保湿と体調管理を心がけ、ストレスを感じるほどのかゆみの場合は、健診時などに相談してくださいね。

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