手間のかかる料理は作る時間も気力もないけれど、お腹の中にいる赤ちゃんのために栄養バランスの整った食事を摂りたい…。そんな人も多いですよね。
そこでぜひおすすめしたいのが、栄養価が高く、緑黄色野菜の代表ともいわれる「ほうれん草」を使った料理です。
やさしい味わいのほうれん草とツナの和え物
ほうれん草は妊娠中に必要とされる鉄分のほか、カロチンやビタミンCなども豊富に含まれているので、肌荒れやかぜ予防にもいいとされています。
また、調理する際に、根元の赤い部分を切り落としてしまう人も多いかもしれませんが、実はここにマンガンという骨を丈夫にする栄養があります。捨てずにこちらも食べるようにしましょう!
【材料】(2人分)
- ほうれん草 1/2束
- ツナ缶 1/2缶
- めんつゆ(濃縮2倍) 小さじ1
- 塩 ひとつまみ
【作り方】
(1) なべに水をはり、塩をひとつまみして火にかける。沸騰したらほうれん草を根元から1分ほど茹でる。
(2) ほうれん草を水にさらして1分冷ます。水気を十分に絞ったあと、食べやすい大きさに切る。
(3) ツナ缶からツナを出し、キッチンペーパーなどで十分に油をきる。 ボールにカットしたほうれん草とツナをいれ、めんつゆを加えて和える。
ほうれん草はアクが強い野菜といわれます。塩を加えた熱湯で茹でるのはそのためです。
ここで注意したいのが「茹ですぎない」こと。なべでグツグツさせてしまうと、ビタミンCなどがどんどん奪われ、本来ほうれん草で摂れるべき栄養が損なわれてしまいます。
また、水にさらしすぎるのも厳禁! 手早く短時間で終え、かたく絞っておきましょう。
ほうれん草といえばゴマ和えやおひたしがおなじみですよね。各家庭により甘みや味に強弱があるものですが、中には味付けが毎回違ってしまう人も…。今回ご紹介したレシピはめんつゆだけでしっかり仕上がるので味も安定!
「もう1品増やしたいな」「野菜が足りないな」というときにサッと作ることができ、冷蔵庫に常備しておけばお弁当のおかずとしても活躍してくれます。 簡単なのに栄養バランスもばっちり。ぜひレパートリーに加えてみてくださいね。