歳を重ねると冒険心もなくなって、ここずっと何年もヘアスタイルを変えていない……という方、案外いるのではないでしょうか。
変えたいけれど似合うヘアスタイルが分からず、今さら変えられない、なんてことも。でも、時には周囲をあっと言わせるような劇的なイメチェン、してみたくありませんか?
今回は、顔型別のおすすめヘアスタイルと、マンネリヘアを卒業するアイデアをご紹介します。
Contents
髪型を変えないのは髪によくない!?
最近、雑誌などを見ていると、軽くて女っぷりをあげてくれるボブやショートヘアにも惹かれませんか?
でも「顔が大きいのが目立ちそう……」「毎朝のセットが大変そう……」などと思い悩んで、いまいち一歩が踏み出せない方は多いのではないかと思います。
でも、勇気が出ずに髪型をずっと変えないのも問題なのです。なぜなら、いつも分け目を同じにしていると、その部分の頭皮だけ紫外線が当たって、日焼けや頭皮がかたくなってしまうことも。
また、一本結びなどでは、いつも皮膚が同じ方向に引っ張られるため、一部の毛根や頭皮に負担がかかり、髪が抜けやすくなってしまうのです。
自分に似合うヘアスタイルを見つけて、そろそろ変えてみませんか?
自分の顔型に似合うヘアスタイルって?
自分の顔型の特徴を知って、その悩みや弱点をカバーすることが、理想のヘアスタイルに近づく近道です。顔型を、丸型、卵型、四角型、ベース型、逆三角型の5つのタイプに分けるとすると、どれに当てはまりますか?
ここでは顔型のタイプごとに、弱点カバーのポイントや、美しく見えるバランスを紹介します。
【丸顔】
丸顔は、あごが丸く、頬がふっくら。顔周りが大きいので童顔に見られやすいのが特徴です。そのため、幼い印象になるヘアスタイルはNG!
前髪は重めにまっすぐ下ろすおかっぱ頭などは避けて、トップに高さの出るふんわり感を演出して、縦長シルエットをつくりましょう。
サイドの髪で頬を隠せば、丸い輪郭がごまかせるため、ショートよりあご下まで髪がある方がベター。前髪は、前面ではなくサイドに持ってくるか、隙間をつくって縦のラインを強調させるといいですよ。
【卵顔~面長】
卵顔は、どんな髪型でも似合う理想の顔型。ですが、トップを強調するのはNG!
トップにボリュームを出すと、縦長が強調されてしまいます。おすすめは、サイドがふんわりとした髪形。美しいシルエットになるため、巻き髪やパーマもおすすめです。
【四角顔】
四角顔は、あごがなく、ほお骨が張って見えるため、顔が大きく見えてしまいがち。顔のラインがすべて出てしまうと、顔が大きく見えてしまいます。
また、おでこを隠すと平面的になってしまうので、おでこが見える隙間があるといいですよ。パーマは、あごくらいの高さからの緩やかなものがおすすめです。
【ベース顔】
ベース顔は、エラやハチが張っていて、男性っぽい印象になりがち。やはり、顔のラインがすべて出るのはNGとされています。
トップは高めにし、縦長を強調しましょう。パーマは、きつめよりもふんわり緩やかパーマにして頬のラインをごまかし、きれいなひし形シルエットを目指すといいですよ。
【逆三角顔】
逆三角顔は、あごがシャープで、キツい印象に見られがち。シャープ、クールな印象のヘアスタイルは、冷たい印象を与えてしまいます。
トップに高さを出し、ハチの部分はボリュームを抑えるようにしましょう。カールなどでボリュームを出すと、華やかで、ふんわり女性らしい印象になります。
理想のヘアスタイルを維持する自信がないなら
ヘアアイロンやコテでつくるヘアスタイルも、時間にすればほんの5分程度のこと。毎日続けているうちに、すぐに習慣にできるはずです。
最初は、毛先だけをふんわり巻いてみてはいかがでしょう。巻いた後は崩れないようにスプレーでキープするといいですよ。さらに前髪を2~3秒だけ軽く巻いてサイドに寄せれば、大人っぽい清楚な雰囲気が簡単につくれます。
ショートヘアなら、髪を乾かす時点でクセをなくしておけば、朝のスタイリングは楽ちん!
少しワックスをつけたり、スプレーで空気感を出して、無造作ショートヘアを目指しましょう。髪がはねていたら、水で全体を少し濡らしてから、ドライヤーで乾かしましょう。
ボブヘアなら、束ねられる長さがあれば、就寝前に1本に結んで寝ましょう。朝起きたら、毛先を外巻きにヘアアイロンやコテで巻けば、ラフな印象の外はねボブのできあがり!
確かにひと手間は掛かりますが、鏡の前に立つ時間をちょっと増やすだけで、印象はぐんと違うはずです。
くせ毛で髪が膨らんでしまうなら
髪にくせがある人は、ロングヘアがおすすめ。髪の重みで、くせが自然とおさまります。夜、髪を乾かす前にヘアオイルを塗り込んでおけば、髪の広がりを防ぐことができますよ。
また、せっかくロングヘアなら、髪の束ね方を工夫してみてはいかがでしょうか。いつも後ろで一つに束ねていた……という方も、束ねる位置をいつもより高め、低めに変えてみたり、お決まりのヘアアクセサリーを変えるだけでも、ガラリと印象は異なります。
三つ編みや編み込みをちょっと崩してラフにしてもいいですね。くせ毛だって、ヘアアレンジを楽しむことはできるんです!
髪は、人それぞれに悩みはつきもの。でも、あきらめずに毎日ちょっとだけ冒険してみることが、「脱オバサン」への道。思い切ってイメチェンも考えてみませんか。
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