ふわっと立ちのぼる湯気の、食欲をそそるあの匂い。噛むほどにほろほろと広がる、優しいお米の甘さ。炊きたてのごはんを思い浮かべると、口の中が「じゅわっ」としてきませんか?
2016年12月、 “世界一、素材本来の味を引き出す鍋” 「バーミキュラ」で知られる愛知ドビーから発表された「ライスポット」は79,800円(税別)。炊飯器としてはかなり高価ですが、注文から数カ月待ちという人気ぶりです。
年が明けて1月、バルミューダから発表された「BALMUDA The Gohan(バルミューダ ザ ゴハン)」は、41,500円(税別)。こちらも既存の炊飯器と比べると結構なお値段ですが、出荷開始前から、すでに大注目されていました。
美味しいごはんを求めて、行きついたのは「蒸気のチカラ」
ごはんの美味しさを決めるのは、火力の強さ。電気よりも火力の強いガスで一気に炊き上げることで、お米の甘み・香りが引き出されます。「美味しいごはんを食べたいから、少し手間だけど、土鍋で炊いています」という人も多いのでは?
火力の弱い電気で、いかにして直火炊きのごはんを再現するか…。各メーカーが研究を続ける中、バルミューダは熱エネルギーの使い方に着目しました。蒸気を利用した炊飯。新しい視点から生まれたのが、「バルミューダ ザ ゴハン」なのです。
美味しさのポイントは、蒸気と温度制御にあり
バルミューダといえば、2015年に発表した「BALMUDA The Toaster(バルミューダ ザ トースター)」がよく知られています。蒸気でふっくらと焼き上げ、窯から出したばかりの味を再現する「感動のトースター」として、大ヒット商品に。
その独自のスチームテクノロジーを駆使して開発されたのが、「バルミューダ ザ ゴハン」です。蒸気と温度制御で、優しく加熱。炊飯中のお米がぶつかって傷つくことを防いでいます。炊きあがったごはんは余分な粘りがなく、粒がしっかり! ひと粒ひと粒に、お米の旨味がギュッと閉じ込められています。
不要な「保温機能」はカット
白米のほかに、玄米・おかゆ・炊込みができます。もちろん、タイマー機能も。土鍋でごはんを炊くために早起きしていた人は、少しゆっくりできそうですね。
冷めても美味しいのが、「バルミューダ ザ ゴハン」で炊いたごはん。そのため、保温機能はありません。炊きあがったら、おひつに移すか、冷凍保存がおすすめ。炊きたてはもちろん、チャーハンなどの米料理も、より美味しくいただけそうです。
日本人だからこその「ごはんへのこだわり」が感じられる逸品。2017年は、高級炊飯器から目が離せません!
画像出典:https://www.balmuda.com/jp/
バルミューダ株式会社
BALMUDA The Gohan(バルミューダ ザ ゴハン) 41,500円(税別)
公式サイト:https://www.balmuda.com/jp/
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