水光肌とグラススキン(ガラス肌)、何が違う?
ここ数年、美容界で話題になった「水光肌」。厚みのあるリッチなツヤをまとい、まるで内側から光がにじみ出るような肌は、若い世代の憧れの的でした。しかし、年齢を重ねると、厚みのあるツヤがかえって不自然に見えてしまうこともあります。
一方、最近注目されている「グラススキン(ガラス肌)」は、水光肌の進化版とも言える韓国発の新しい肌トレンドです。グラススキンの特徴は、ガラスのように透けるような軽やかさと透明感。水光肌のような厚みのあるツヤではなく、肌本来のハリや水分量を活かし、内側から自然に輝く印象を与えます。まるで光が肌の中で整列して跳ね返るような、立体的なツヤです。
大人世代の肌は、乾燥やハリ不足による凹凸が目立ちやすく、厚みのあるツヤを強調すると逆に不自然に見えがちです。グラススキンは、年齢を重ねた肌でも上品に見える光を目指すため、大人肌にもフィットします。
そこで今回は、グラススキンを大人肌に取り入れるための作り方やポイントを、理論と実感の両面から詳しく解説していきます。
Contents
大人肌は光を反射しない!?
肌の構造と光の関係
肌のツヤは、角層の水分量や弾力によって決まります。角層が乾燥していると、光は乱反射し、くすんで見えます。また、コラーゲンやエラスチンなどの肌内部の弾力成分が減少すると、肌表面に微細な凹凸が生まれ、光が跳ね返らず、ツヤ感が失われます。
年齢とともに失われる光の条件
では、年齢を重ねると、お肌にどの様な変化が表れてくるのでしょうか。
•角層の水分量低下:肌の潤いが減り、光の乱反射が起こる
•肌内部の弾力低下:光が均一に跳ね返らず、くすみや疲れた印象に
•外的刺激や乾燥によるバリア機能低下:ツヤを維持する力が弱まる
ご覧の通り、年齢肌は光を乱反射させる条件が揃いやすくなります。
そのため、単に表面に光を足すだけでは自然なツヤは生まれません。
「なんとなく光を足しても、肌が乾燥していると、逆に粉っぽく見える…」という経験をしたことがある方の多くは、これらが原因となり、上からメイクでごまかしても、くすんで見えてしまうのです。
ガラス肌が大人肌に似合う理由
グラススキンは、水光肌の厚みのあるリッチなツヤとは異なり、透明感のある軽やかなツヤを特徴とします。光を肌の内部で整列させ、立体的に反射させることで、自然で上品な輝きに見せるのがポイントです。
肌の内側の水分や弾力が整っていれば、光は肌内部で均一に屈折し、表面には“ふんわり光る透明感”が出ます。厚塗りのハイライトやオイルで作るツヤとは異なり、肌そのものが持つ光を引き出す感覚を実感できます。
大人肌は乾燥やハリ不足で凹凸が目立ちやすいため、厚みのあるツヤは不自然になりがちです。しかし、グラススキンは軽やかで透明感のあるツヤなので、肌の凹凸を強調せず、上品に輝きます。さらに、水分や弾力を整えれば、肌に立体感と透明感が生まれ、若々しい印象と自然な光沢を同時に演出できます。
光を引き出すスキンケア理論
光を味方にした肌作りは、ただ化粧品を塗るだけでは叶いません。まずは肌の構造や水分・弾力・バリア機能といった理論を理解することが、自然で上品なツヤ肌への近道です。ここでは、肌の内側から光を整えるためのスキンケア理論を解説します。
角層の水分量を整える
角層の水分量が少ないと光は乱反射し、くすみや乾燥感が目立ちます。保湿によって角層を満たすことが、ツヤ肌作りの第一歩です。手で化粧水を包み込むようになじませると、肌内部まで水分が届き、表面は軽やかで内側はしっとり。触れた瞬間に柔らかさを感じることで、自然な光が生まれます。
「毎日化粧水を塗っても、なんだか肌が乾燥して見える…」という方は、角層にしっかり水分を届けられていない可能性があります。化粧水の量やなじませ方を工夫するだけで、肌の透明感はぐっと変わります。
バリア機能を整える
角層が整わないと光の反射は乱れます。セラミドやヒアルロン酸でバリア機能を補うと、潤いを保持でき、ツヤを長時間キープできます。乾燥した空気や外的刺激にさらされても、光が内側から均一に跳ね返る肌を維持可能です。
弾力とハリの補助
肌内部の弾力成分が減少すると光は乱反射します。高純度ヒト臍帯血幹細胞順化培養液のようなハリ補助成分を取り入れることで、肌に立体的なツヤを作り、光を均一に反射できる状態に整えます。
紫外線や乾燥から守る
日中の紫外線や乾燥は、角層の水分を奪い、ツヤを失わせます。日焼け止めやクリームでバリアを補い、ガラス肌を一日中維持することが大切です。
理論を肌で実感するスキンケアステップ
理論で理解した“光を整える要素”を、実際のスキンケアでどのように肌に取り入れるかが大切です。ここでは、毎日のケアで理論を実感に変える具体的なステップとアイテムを紹介します。
■角層を潤す――水分補給が光を作る
肌の透明感は、角層がどれだけ潤っているかに左右されます。角層が乾燥していると、光は乱反射して肌がくすんで見えますが、水分がしっかり満ちていると光は均一に整列して反射し、澄んだツヤを生み出します。そのため、スキンケアの基本は角層への水分補給と、その保持を助けるバリア機能のサポートにあります。
そこでおすすめなのが、リコプロフェイスケアインプルーヴ モイストローションリペアC。
ヒアルロン酸やグリセリンが角層に水分を抱え込み、セラミドや植物由来の幹細胞成分がバリア機能を支えます。包み込むようになじませれば、触れた瞬間の柔らかさと軽やかさを感じながら、光を引き出すための土台を整えることができます。
・商品名:リコプロフェイスケア インプルーヴ モイストローションリペアC
・価格:7,150円(税込)
お肌の保水・保湿機能を向上させバリア機能を高めるセラミドの他、プロテオグリカンや乾燥が厳しい砂漠でも生き抜く植物に含まれる「グリセリルグルコシド」、話題の「植物幹細胞エキス」など、お肌を幾重にもサポートしてくれる化粧水。この他、ハリ・透明感を与えて美肌に導く「ナイアシンアミド」、抗酸化作用や自然修復作用で注目の「ビフィズス菌培養溶解質」、ハリを与える保湿型ビタミンC誘導体を内包した「ビタミンCリポソーム」まで高濃度配合。
高機能美容成分がインナードライに悩む肌の保水・保湿機能を向上させて、理想の潤い肌へと導きます!
■弾力を補う――立体感のある光を生む
年齢を重ねると、肌内部のハリや弾力を生み出す成分が減少し、表面に微細な凹凸が現れやすくなります。この凹凸が光を乱反射させ、ツヤや透明感を失わせてしまうのです。弾力を補い、肌の内側から押し返す力を整えることは、光を美しく反射させるために欠かせないステップです。
そこで取り入れたいのが、MUSUI バイタルセラムHCB。
高純度ヒト臍帯血幹細胞順化培養液やペプチドが肌内部に働きかけ、弾力をサポート。微細な凹凸が整い、光が均一に反射されることで、内側から立体的に発光するようなツヤと透明感を実感できます。
・商品名:MUSUI バイタルセラムHCB
・価格:7,150円(税込)
高純度99%のヒトサイタイ血幹細胞順化培養液配合の美容液。
ヒト幹細胞の中でも特にエイジングケアが期待できる「GDF-11」をはじめ、多様な「サイトカイン」、それらをサポートする「エクソソーム」も豊富に含まれているため、効率よくお肌に働きかけます。
無水処方でヒトサイタイ血幹細胞順化培養液がダイレクトにお肌に届き、
水にも油にもなじむ両親媒性により、瞬時に馴染み、柔らかくふっくらとした肌触りへ仕上げます。
■光を閉じ込める――潤いとツヤを長時間キープ
せっかく潤いと弾力を整えても、外的刺激や乾燥で水分が逃げてしまえば、ツヤも光も失われてしまいます。光を美しくキープするためには、水分を角層にとどめ、肌表面を保護する「閉じ込め」のケアが必要です。バリアを強化し、潤いを逃さない肌状態が、一日中均一なツヤを支えるのです。
その役割を果たすのが、リコプロフェイスケアインプルーヴ ディープクリームリペアC。
こっくりとしたテクスチャーが角層に潤いを密閉し、外的刺激からも肌を守ります。光の乱反射を防ぎながら、朝に仕込んだツヤを夕方までキープし、上品でなめらかな肌印象を保ち続けます。
商品名:リコプロフェイスケア インプルーヴ ディープクリーム リペアC(30g)
価格:12,100円(税込)
3種の植物幹細胞エキスとプロテオグリカン配合の高機能保湿クリーム。「保湿」「ダメージ保護」をアシストする豊富な美肌成分が、肌の働きをコントロールし、肌本来が持つチカラを引き出し、肌内部から深い潤いで満たします。
ガラス肌は、大人肌にぴったりの上品なツヤを作る新しいトレンドです。角層の水分補給、弾力補助、光の持続を意識したスキンケアを行うことで、厚塗りせずとも肌本来の光を引き出せます。
「厚塗りしないツヤ肌」「自然な立体感」「内側から輝く透明感」の3つのポイントを押さえれば、年齢を重ねても上品に光る肌を手に入れられるでしょう。