このところ、テレビのお料理番組でも、トングを使っているシーンをよく見かけます。トングって、あったら便利かもしれないけど、なくても困らないかな……と思っていましたが、間違っていました!
あると超便利なもの。そして、用途によって揃えると、さらに便利なものでした。
今回ご紹介する「UCHICOOK(ウチクック)炒めトング」は、炒め調理の際の使い勝手にこだわった、専用トングです。
指のように使える「ゆびさきトング」が大ヒット
2012年8月に、オークス株式会社から発売された、調理用の「ゆびさきトング」。
素手で触れるのに抵抗がある肉や魚をつまんだり、臭いが気になるニンニクを刻むときに押さえたりと、自分の指と同じ感覚で使える優れものです。
この、調理中のちょっとした不便を解消してくれる「ゆびさきトング」は、生産が間に合わないほどの大ヒット商品に! 翌年には、日経トレンディ「2013年ヒット商品ベスト30・ご当地ヒット大賞」を受賞したほどなのです。
今回ご紹介する同社の「炒めトング」は、2017年6月に発売された炒めもの専用トング。どんな工夫があるのか、使い勝手など、気になりますね!
ひとつで菜箸とターナーの役割をする「炒めトング」
菜箸は、量の多い炒めものが混ぜにくく、細かい具材を集めるのが手間……。
そんなお困りごとを解決してくれるのが、「炒めトング」です。特徴は、フライパンに触れる先端部分。へらのように平らな面が約4.5cmあり、具材が細かくても、簡単に集めることができます。
最先端は細めになっていて、麺をほぐすのに便利。また、耐熱温度190度の樹脂でできているため、フッ素加工のフライパンを傷つけることもありません。
持ち手部分は、丈夫で錆びにくいステンレス製。角度のある形状は、炒めやすさにこだわったものだそう。調理台に置くときに、先端が浮くように工夫された角度でもあります。
画像出典:http://www.aux-ltd.co.jp/
UCHICOOK(ウチクック)炒めトング
オークス株式会社
価格:2,000円(税別)
「炒めるときは菜箸やターナーで、盛り付けはトングで……」といった使い分け派も増えているようですが、ひとつで2役をこなしてくれる「炒めトング」は、とても便利なキッチンツール!
洗いものも減るので、キッチンに立つ時間が短くなりそうです。