早い段階から絵本を読み聞かせることで、子どもの好奇心を刺激することができるといわれています。「うちの子はまだ小さいしわからないから」と決めつけて絵本を見せないのはもったいない!
色彩豊かな絵本は、月齢の低い赤ちゃんにも魅力がいっぱい。0歳児からでも楽しめるベビー向け絵本には、どのようなものがあるのでしょうか。
Contents
強いコントラストやリズミカルな文が知的好奇心を刺激
赤ちゃんは赤ちゃんなりに好きなもの、興味のあるものに好奇心を示します。絵本のストーリーや言葉はわからなくても、絵を見せながら読んであげることで、絵本を十分に楽しめるそう。
単純な線とクッキリとした色使いで描かれ、声を出して読んだときに、耳に響く擬音や繰り返しの言葉が盛り込まれている絵本は、赤ちゃんが認知しやすいとされています。そういったポイントをもとに、おすすめの本を紹介していきます。
0歳児から楽しめる!おすすめ絵本3選
・あかあかくろくろ (学研プラス)
画像出典:https://www.amazon.co.jp/
あかあかくろくろ(いっしょにあそぼ)
著者:柏原 晃夫
価格:950円(税込)
単純で可愛い絵柄が、リズミカルな文章とともに描かれている「あかあかくろくろ」。コントラストの強い赤・黒・白・水色の4色を使用して描かれた絵本は、赤ちゃんが目で認識しやすく、生後6か月未満の赤ちゃんもしっかり注目するのだとか。絵本の中に出てくるりんごやありさん、風船などを指差す、わが子の愛らしい姿が見られるかもしれません。
また、単純な言葉が繰り返される文章は耳馴染みもよく、「ゆっくり読み聞かせていたら、ぎゃん泣きしていた娘が泣き止んだ」というママも!
・いないいないばああそび(偕成社)
画像出典:https://www.amazon.co.jp/
いないいないばああそび
著者:木村 裕一
価格:734円(税込)
保育園や児童センターなどでも利用されている、定番中の定番絵本といえばこちら、「いないいないばああそび」。かわいい仔犬やひよこが、コミカルな姿で登場する仕掛け絵本です。ママやパパと遊びながら読めるので、ストーリーがわからない0歳児でも十分楽しむことができます。
・おつきさまこんばんは(福音館書店)
画像出典:https://www.amazon.co.jp/
おつきさまこんばんは(くつくつあるけのほん4 )
著者:林 明子
価格:864円(税込)
まんまるに輝くお月さまにかわいい猫たちが優しく話しかけるストーリー。目や鼻、口といった、顔のパーツは赤ちゃんが注目し、認識しやすいもののひとつ。ページいっぱいに描かれたお月様の顔をじーっと見つめ、裏表紙のお月様がべーっと舌を出す絵を見て、マネっこする赤ちゃんも多いのだとか。
絵本の読み聞かせは、教育、という視点だけでなく、親子のコミュニケーションに欠かせないもののひとつ。赤ちゃんの表情が豊かになってきたら、ぜひ絵本を利用してみてくださいね。