妊婦に優しい社会を。SNSで話題「マタニティを応援するマーク」

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マタニティマークの妊婦さんと赤ちゃんをハグするような絵柄の「マタニティを応援するマーク」の使用が広まっています。

“I support you”(私はあなたを応援します)の言葉が入ったこのマークは、誰でも妊娠中の女性と赤ちゃんを思う気持ちを表現できます。

マタニティマークを付けない妊婦の増加

妊娠中は心身ともに不安定で大変な時期。

なのに、ネット上には妊婦に対する厳しい意見があふれ、マタニティマークを付けた妊婦への嫌がらせなどが取りざたされています。

それもあってか、妊婦さんが肩身の狭い思いをしてしまうことも。

「危険だから」「嫌がらせが怖い」とマタニティマークを付けない妊婦さんも増えてきました。

周囲の優しさを「見える化」したい

でも周りのすべての人がそう思っているわけではなく、現実には心の中で応援している人がほとんど。

どうしても、現実空間の目に見えない優しさより、ネット空間のネガティブな意見の方が目立ってしまいます。

本当は、応援して、見守ってくれている人がたくさんいるのに。

そんな優しい思いを可視化できるように、と開発されたのが「マタニティを応援するマーク」でした。

妊婦だけがマークをつけるのではなく、周りで見守る人たちも「マタニティを応援するマーク」を身に着ける。

そうすることで、妊婦にやさしい社会、子どもが生まれてくることを大歓迎する社会を作りたい…そんなムーブメントが広がりを見せています。

妊婦さんを応援すること=新しい命を大切にすること

マタニティを応援するマーク公式サイトにはこのような言葉が書かれています。

すべての命は母親のお腹から始まる

命を大切にするということは

妊婦を大切にすることから

始まるのではないでしょうか

出典:公式サイト

マタニティを応援するマークを開発したのは、自分の妻が妊娠中に「大変さ」「肩身の狭さ」を感じているように見えたという男性。

「妊娠中の女性は、様々な不安や命がけの出産に向けて闘っている。

ならば周りの自分たちも、妊婦さんやお腹の子どもたちのために、ネガティブな声と闘おう。」

そんな思いから、このマークは生まれました。

東京都の一部の区や子育て支援団体で無料配布をしているほか、ウェブサイトでも販売中です。

優しさの連鎖で安心な社会を作ろう

 

困っている人を助けたいという気持ちはあっても、なかなか勇気が出せないという人も多い世の中。

応援しているという意思表示ができる「マタニティを応援するマーク」を持つことで、周囲に手助けの必要な妊婦さんがいないか気を付けるようになったという声も。

見知らぬ人の優しさに触れた経験は、また新しい優しさを生むもの。

いつの日かネット上でも、ネガティブなニュースよりポジティブな体験談が増えていくことを願います。

「マタニティマークを応援するサイト」

URL:http://maternity-papa.com/

アイキャッチ画像出典:https://www.photo-ac.com/