顔の真ん中を占める鼻は、正面だけではなく横顔も含めて顔全体の印象を決める重要なパーツ。そのため、自分の鼻の形にあまり自信がない、という方は珍しくありません。
特に、いわゆる「団子鼻」と呼ばれる鼻にコンプレックスを感じながらも、生まれつきの鼻の形はどうしようもない……、と諦めていることも！
そこでここでは、団子鼻が気になる方にぜひチェックしていただきたい、団子鼻をすっきりさせる小鼻マッサージ・エクササイズ方法と、瞬時にすっとした印象をつくるメイクテクニックをご紹介します。
Contents
団子鼻とは
団子鼻とは、団子のように鼻先が丸く膨らみ、高さは低く、小鼻が大きく横に広がっている鼻のこと。比較的日本人に多い鼻の形で、丸鼻とも言われます。
鼻先の形を決めているのは、主に「大鼻翼軟骨」「脂肪」「皮膚」の3点。大鼻翼軟骨という軟骨が左右に広がり土台となり、その上に脂肪・皮膚が全体を覆っています。
※上画像：大鼻翼軟骨
団子鼻の場合、この土台の大鼻翼軟骨が中央で離れて左右に広がっており、さらに脂肪が厚く積もり、皮膚も厚く硬い傾向にあります。
また、左右の小鼻の横に「上唇挙筋（じょうしんきょきん）」、鼻筋（はなすじ）の左右に「上唇鼻翼挙筋（じょうしんびよくきょきん）」という筋肉があり、これらの筋肉が凝り固まっていると鼻全体がむくみやすく、小鼻が広がりやすくなります。
団子鼻になる原因
団子鼻は生まれつき、と思われている方は多いでしょう。たしかに遺伝は要因のひとつとして挙げられます。
ですが、何気ない生活習慣によっても後天的に団子鼻になることはあまり知られていません。以下のような癖がないか、チェックしてみましょう。
①口呼吸をしている ※鼻呼吸に使う筋肉が衰えて皮下脂肪が増える
②鼻をこすったり詰め物をしたり、強く鼻をかんだり膨らませたりすることが多い ※鼻に負担がかかる
③うつぶせ寝をする ※鼻に負担がかかる
④長時間マスクを使用している ※鼻がつぶれてむくみやすい
無意識の行動がコンプレックスの団子鼻の原因になっているかもしれないとは驚きではないでしょうか。
ですが、これは反対の視点で見れば、これらのNG習慣に気を付けて、毎日正しく美鼻マッサージを行えば理想の鼻の形に近づける、ということでもあるのです。
そこで次に、団子鼻をすっきりさせるマッサージ・エクササイズ方法を見ていきましょう。
小鼻すっきりマッサージ方法１
※マッサージ前にフェイスクリームをマッサージする部分に延ばして、肌に摩擦を与えないようにしましょう。
①左右の目頭と鼻の間にあるツボ「清明」に、左右の人差し指の腹を置いて、円を描くように押さえます。1分程度行います。
※両目は閉じて、眼球を押さえたり傷つけたりしないように注意しましょう。
②左右の小鼻の上（鼻の付け根）にあるツボ「鼻通」に、左右の人差し指の腹を置き、鼻筋の内側に向かって斜め上に押し上げるように押さえます。1分程度行います。
※鼻筋を押さえながら高く持ち上げるイメージです。
③左右の小鼻の横のくぼみにあるツボ「迎香」に左右の人差し指の腹を置いて、両側から鼻をギュッと中央へ押すようにします。5秒程度で離して鼻呼吸をしつつ、1分程度行います。
ツボを押して老廃物を流すことで、鼻の根元から小鼻にかけてのむくみがすっきりします。入浴後の血行が良くなっている時がおすすめです。
小鼻すっきりエクササイズ方法１
①鼻先を親指と人差し指でつまみます。
② ①の状態で、口の形をゆっくりと「え」「お」と動かします。これを10セット繰り返します。
小鼻すっきりエクササイズ方法２
①人差し指で鼻先を上に軽く持ち上げます。
② ①の状態で、上唇を引き下げて鼻の下を伸ばします。5秒キープしてから元に戻します。
以上を1日30回×２セット行いましょう。鼻の筋肉が鍛えられることで横に広がりにくくなります。
エクササイズは、日中いつでも鼻をすっきりとさせたい時に行いましょう。ただし、やりすぎると鼻に負担がかかりすぎ、反対に団子鼻を促進させるリスクもあります。そのため、1日の回数は守るようにしてください。
筋肉にアプローチするスキンケアクリーム
衰えた鼻の筋肉を効率的に鍛えるには、スキンケアをしながら顔の筋肉「表情筋」ケアまでできる美容クリームを使用するのがおすすめ。
そこでご紹介したいのが、女性の美しいフォルム作りを追求するブランド「FORMA」から誕生した、話題のリンクルケアクリーム「FORMA コルセットクリーム」です！
・商品名：フォルマ コルセットクリーム（FORMA CORSET CREAM）
・内容量：30g
・価格：9,900円（税込）
「FORMA コルセットクリーム」は、まるで顔にコルセットをつけたように、表情筋の衰えなどによるシワやたるみ、むくみなどの気になるポイントにアプローチできるエイジングケアクリーム。
その秘密は、推奨濃度まで配合された有効成分「アクティジム」。アクティジムとは、「塗るだけで有酸素運動をした時と同じような作用が起こる」と世界的に評価されている美容成分です。
気になる部分に塗って軽くマッサージするだけで、表情筋をほぐして衰えをサポート。気になる鼻はもちろんのこと、お顔全体を上向きに導きます！
さらに、スキンケアクリームとしても嬉しい高機能エイジングケア成分を厳選配合。リフトアップ効果が期待できると話題の「シルタリス」は、細胞内のミトコンドリア機能を活性化。筋肉・肌のハリ感をアップさせるキーとなるATP産出を促進する作用があると言われています。
注目の美容成分が表情筋とお肌の両方にアプローチ！ エクササイズやマッサージの効果も高めてくれますよ。
小鼻すっきりメイクテクニック
ではここからは、メイクで簡単に鼻筋を高く、小鼻をすっきりと見せて団子鼻をカモフラージュする方法をご紹介します。
【準備するモノ】
・ハイライター：肌の色から白浮きし過ぎないパール入りのベージュ系
・シェーディング：肌の色からワントーン暗めの色。暗すぎると舞台メイクになるため注意
【団子鼻解消メイク方法】
※メイクは一通り完成させた状態で行いましょう。
①シェーディングをブラシに取り、眉頭の下（目頭の上）の三角のくぼみに軽くシャドウを入れます。
※眉毛から鼻の付け根にかけて、自然に影が続いているように入れましょう。
※上画像：▼部分にシャドウを入れます。鼻の付け根部分が高く見えるため、顔に立体感がでます。
② 鼻筋があまり通っていない場合は、①で使用したブラシのまま、目の下の高さまでシャドウを伸ばします。
※鼻筋全体に入れるとやりすぎ感が出るため、鼻筋全体には入れないようにしましょう。
③シェーディングを小さめのブラシに取り、鼻先から左右の小鼻のくぼみに沿って、U字にシャドウを入れます。
※小鼻全体にシャドウを入れるとやりすぎ感が出るため、小さめブラシでU字を描くようにしましょう。
④シェーディングを小さめのブラシに取り、鼻の下にシャドウを軽く入れます。
※上画像：赤色部分にシャドウを入れます。影を強調することで鼻が引き締まり、鼻先が高く見える効果があります。
⑤ハイライターをブラシに取り、眉間から鼻の一番低い部分までにハイライトを入れます。
※上画像：赤色部分にハイライトを入れます。鼻筋全体に入れるとやりすぎ感が出て、鼻が悪目立ちすることがあるため注意しましょう。
⑥ハイライターをブラシに取り、小鼻横の影の部分と、鼻先の一番高い部分に丸くハイライトを入れます。
以上で団子鼻解消メイクの完成です！
※上画像：ハイライト・シェーディングメイクのbefore/after例。右側のafterでは、小鼻がすっきりとして、鼻筋が高く通っているように見えます。
団子鼻はセルフケアで解消できる！
長年気になっていた団子鼻も、日々のマッサージ・エクササイズとハイライト・シェーディングを駆使したメイクテクニックがあれば、自力で理想の形に近づけることができます！
まずは団子鼻を作る要因となる口呼吸などのNG習慣に気を付けながら、鼻のむくみや筋肉の衰えを意識したセルフマッサージ・エクササイズで、顔印象を変える一歩を踏み出しましょう。
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