トルコと聞くと、どんなイメージが浮かびますか?
日本からは、直行便で約13時間のフライトで行くことができます。日本より7時間遅れ、サマータイムでは6時間遅れとなるトルコは、なかなか気軽に行ける国ではないのですが、そんな“トルコ”に今、注目が集まっています。
トルコの雑貨と言えば、ランプやカラフルなデザインのお皿が有名ですが、まだまだ日本ではしられていないオシャレな雑貨がたくさんあるんです。そこで今回は、トルコ雑貨に魅了されて専門店まで開いてしまったというオーナーの深野さんにトルコ雑貨の魅力についてお話を聞いてみました。
トルコ雑貨に魅了された理由
画像引用:http://reisepass.jp/
――トルコ雑貨店をはじめたきっかけを教えてください。
「これからの10年、20年先は多くの海外の人たちと手を組み、新しい物や事などを作っていくことが必然的だなと感じることがありました。そのために、多くの海外の人たちとの関わりを持つきっかけを作らなくてはいけないと思ったんです。
まずは、あまり日本人に馴染みのない国に行き、世界には未だ知らないこんなに素晴らしい物があるのだという可能性を探りたいなと思ったんです。そこで最初に選んだのがトルコのイスタンブールでした。
イスタンブールに行くまでのイメージは、エキゾチックで古き良き物に囲まれているイメージだったのですが、実際は街にアートが点在し、お洒落なカフェやお店が立ち並び、スケートボードや音楽を楽しんでいる人が沢山いて、自分たちのカルチャーを生み出そうとするパワーを感じる街でした。
それを肌で感じたことですっかり魅了され、数年トルコに通い、その気持ちを多くの方に共有したくて、お店のオープンに至りました。
――トルコ雑貨の魅力は?
「独自の色使いやグラフィックデザインが面白いです。また、トルコのイスラム建築は幾何学模様や草花をモチーフに装飾されているのですが、雑貨などにも同様のモチーフでデザインされているものが多く、それが独自性となってとても魅力的です」
――今度、注目を集めそうなアイテムはなんですか?
「トルコの文化が反映され、現代的にデザインされている良質なものがおすすめです。当店で扱っているものでは、ハマム(伝統的なトルコ式のお風呂)のグッズです。
特に、バスタオルは体をすっぽり包めるほどの大判な作りが特徴的。吸水性がよく、直ぐに乾くというのも優れたポイントです。大判のわりにかさばらないので、持ち運びや収納にも困りません。
また、トルコの土は良質な陶器を作れるということもあり、沢山の陶芸家が活動しています。その中でも、トルコの伝統的な陶芸技術を継承し、モダンにデザインされて作られた陶器は独自性があり面白いですよ」
インテリアに大活躍のトルコ雑貨
トルコ雑貨が注目される理由のひとつが、日本にはない色使いやデザインです。部屋の中に一つ置くだけでも、雰囲気がガラリと変わり、オシャレさを演出することができます。今回は、深野さんおすすめのアイテムをご紹介します。
画像引用:http://reisepass.jp/
こちらは、トルコのバスタオル。日本にはなかなかない両手いっぱいに広がる大判サイズ。バスタオル以外にも、ソファにかけるラグなどにも使用することもできます。
肌触りがとても気持ち良いので、赤ちゃんのおくるみとして購入される方もいます。
画像引用:http://reisepass.jp/
トルコの伝統的な陶芸技術を使用しモダンにデザインされて作られた植物鉢です。部屋に1つ置くことで、雰囲気がガラリと変わります。
お手軽に模様替えや、お部屋のイメージを替えたいという方におすすめです。
画像引用:http://reisepass.jp/
トルコの伝統工芸にみられるモチーフをリデザインしたテーブルクロス。コットン100%でできているので、ベッドカバーやソファにも使用できます。
日本ではまだまだ馴染みの少ない「トルコ」ですが、日本の女性の心を掴むデザインやアイテムは、これからどんどん注目度が増していきそうですね。ぜひ、チェックしてみてください。
【取材協力】
■トルコと東ヨーロッパのお店 REISEPASS(ライゼパス)
営業日:毎週 金曜日・土曜日・日曜日
営業時間:OPEN 11:00 CLOSE 20:00
住所:153-0042 東京都目黒区青葉台3-13-9 Tel: 03-6427-0639