「さりげなく○○する」気遣いで人の輪の中心に

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今回「ハンサムウーマン」についてお話をしてくださったのは、キャビンアテンダントの小川さん。CAはフライトによってチーム編成がされる勤務体制だそうですが、急遽、別チームに加わることも多く、人間関係には常に配慮が必要なのだとか。

そんな中、いつも人の輪の中心にいながら、誰からも好かれる先輩がいたそう。

「先輩は美人で身のこなしもスマート、性格も朗らかでまさにCAの理想のような方でした。よくある話ならやっかみの対象になりそうなものですが、誰とも揉めず、トラブルにもならず、すごくスムーズな人間関係を作っていたんです、どこででも」

人気の秘訣は<星くずのような褒め言葉>

「それは、先輩が、いつも誰かのことを褒めていたからなんです。『そのピアス、すてきね』『あら、睫毛がきれい。どこのマスカラ?』『背筋が伸びていて、立ち姿が美しいわね』…というように、目の前にいる人の良いところを探し出す天才だったんです」

「そしてもう1点。褒めるときにはその場で口に出して、すぐに相手に伝えていたんです。
褒められた人はすぐにハッピーになって、先輩のことが好きになる。彼女の褒め言葉はまるで星くずのように相手を輝かせ、周りに人を集めていました」

やがて小川さんも先輩を見習って、“意識して人を褒める”ようになったそう。

「仕事に関することを褒めるとちゃんと結果に繋がるし、その人そのものに関することを褒めると、相手との距離がぐっと近くなるんですよ」

自己アピールしきれない部分を褒めるのがカギ

また小川さんは、先輩から伝授された“褒めポイントの見つけ方”も教えてくださいました。

「女性なら自分から主張はしづらいけれどこだわりがある部分、例えば髪形やメイク、アクセサリーやしゃべり方などだと褒めやすいかもしれません。男性なら身だしなみや雰囲気、仕事についてなどがおすすめです」

職場でも友人同士でも人との関係をスムーズにするためには、ポジティブな気持ちで相手に働きかけることが大切。そのもっともシンプルな形が“褒める”ということなのでしょうね。
早速、身近な人の良いところを探しては褒め、昨日よりも素敵な人間関係を作っていきましょう!