スタジオで高地トレーニング!?高度2500mで細胞を鍛える高地トレーニング方法

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昨年三軒茶屋にオープンしたトレーニングスタジオが注目を浴びています。高度2500mで細胞を鍛える、日本初の高地ヨガ&体幹トレーニングスタジオ「ハイアルチ」。

2017年5月には代々木上原にもニューオープン。高地トレーニングというと、マラソンランナーなどアスリートが実践する印象ですが、一体どのような効果があるのでしょうか。

高地トレーニングって? どんな効果があるの?

空間まるごとを高地のような低酸素状態にしたスタジオでトレーニングを実施する「ハイアルチテュード(高地)トレーニング」。オーストラリアをはじめとする欧米諸国ではすでに人気急上昇なのだそう。

低酸素状態にいるだけで体に負荷がかかる高地トレーニングの効果は、30分歩くだけで、通常の2時間分の運動に相当するといわれています。また怪我などのリスクが低く抑えられることもあり、多くのアスリートが取り組んできたトレーニング方法です。

また、体を低酸素状態に慣らすことで酸素摂取能力が上がり、結果的に体内のミトコンドリアの数が上昇。それに伴い、持久力や心肺機能が向上します。

さらに、酸素供給能力も高まり、 効率よく脂肪が燃焼! 次第に、疲れにくい体、痩せやすい体となっていきます。

また、赤血球数が増えることで、酸素運搬能力がアップし、心臓や血管、肺の機能が強化され、スタミナが向上することも期待されています。

話題の「ハイアルチ」ってどんなところ?

スタジオ名「ハイアルチ」の由来は、high altitude(高地状態、ハイアルチテュード)から取った造語。2,500m級の山と同程度の”高地状態の空間”で運動ができる、日本初のハイアルチテュード専門スタジオです。

独自開発された設備で、高地にいるような低酸素状態を実現。これまでは、低酸素状態の環境を得るために、海外遠征など高額な旅費や長い移動時間が必要でしたが、気軽に日常的に通えることから多くの方に利用されています。

具体的な運動としては、自走式ランニング機械を使用したウォーキングとランニングです。

スタッフが血中酸素濃度や心拍数を計測しながら、トレーニング内容を設計・指導してくれるので、初心者の方でも無理なく目的に合ったトレーニングができます。

■ハイアルチ公式サイト:http://high-alti.jp/

日常的な高地トレーニングを!

これまでは、時間的にも金銭的にも大変敷居が高く、一部のアスリートにしかできなかった高地トレーニングが、設備開発によって日常的に通うことができるようになりました。

アスリートが実践する効率的で低リスクな運動「高地トレーニング」、ぜひトライしてみてはいかがでしょうか?