妊娠中、妻の体調が悪いときは、なるべくサポートしてあげたいものですよね。
妊娠すると妻は「つわり」の時期を乗り越えねばなりません。この時期は食べたい気持ちがあっても食事することで胃痛や吐き気が起こり、それにともなった倦怠感などで家事もままなりません。
それでも、お腹にいる赤ちゃんと自分のために、栄養をとらなければなりませんよね。そんなとき、夫がササっと食事を用意してくれたら、とてもうれしいもの。家族の健康を支えるのは大切です。
今回は妻が妊娠中、体調が悪くても食べやすい「簡単旦那飯」を紹介しましょう。
つわりの時期は「酸味」「さっぱり」「のどごし」を意識
つわりの時期は自律神経の乱れにより体が変化するため、食べ物の趣味や嗜好も変化します。そのため「嫌いだったのに急に好きになった」「好きだったけれど、全く食べたくなくなった」などの現象が起きてしまいます。
「妻が好きなものをつくってあげよう」といそしんだものの、まったく手をつけてもらえなかった……、という悲劇を防ぐために、押さえてほしいポイントは「酸味」「さっぱり」「のどごし」を意識した料理です。
この3つを心がければ、旦那飯は8割成功したといってもいいでしょう。
カットフルーツ、トマト、豆腐にじゃがいも
「つわりの時期でも食べることができた」という食材でよくあげられるのは「フルーツ」「トマト」「ゼリー」など、さっぱりしたものです。また比較的冷たく、さっぱりしたものが好まれます。
「じゃがいも」といった声や、うどんやそうめん、雑炊、お豆腐など、のどごしがいいものも食べられた、という人が多くいます。
煮込むだけで完成! トマトたっぷり卵雑炊
のどごしが良く、酸味もあって食べやすいのが「トマト卵雑炊」です。鍋にご飯と、ご飯がひたるくらいの水をいれ、コンソメを1個いれて5~6分煮込んだ後に、ざく切りにしたトマトと卵を加え、1分ほどかき混ぜながら加熱したらできあがり!
お好みで、塩やごま油で味をととのえると、よりおいしくなります。
さっぱりしたものを好む人が多いつわりの時期。ですが、なかには油たっぷりのジャンクフードを欲するようになる人もいます。
「うちの妻はどんなものが食べられるのかな?」と思ったらステキな旦那飯を完成させてみてくださいね!