年末年始は夫婦それぞれの実家に出向く方も多いことでしょう。女性が夫の実家に行く場合は、「嫁」として家事を手伝うなど、精一杯の気遣いを発揮することが多いのですが、逆のパターンではどうすればいいのでしょうか?
「妻の実家に行く」とき、夫の側に意識してほしい心得をあげてみました。
「娘の夫」をご両親がどう思っているのかは千差万別。それによって、先方が思っていることや期待していることはかなり違います。少なくともこれだけは気をつけておくと吉という行動パターンをご紹介しましょう。
手土産は実家分だけでなく+αを準備しておく!
お正月であればお年始など、手土産は絶対。しっかりと挨拶をしながら、できればお義父さんに手渡しましょう。
ほかの親戚が奥さんの実家に挨拶に来たり、そのまま別の親戚の家に義両親とともに出向く可能性もあるので、奥さんに事前に聞いておくなどして、足りなくならないように準備しておくことも忘れずに。
奥さんを実家でくつろがせてあげましょう
あなたにとっては、もしかしたらちょっと居心地が悪いかもしれませんが、奥さんにとっては一番くつろげる場所が実家です。ぜひ、奥さんがゆっくりと過ごせる気遣いを。
奥さんはいつもの調子で、あれこれ世話を焼いてくれると思いますが、少なくとも自分のことは自分でするように心がけて。普段よりもテキパキと自分で動くスタンスが大切です。
子どもの世話も積極的に担当してあげましょう。奥さんの両親はきっと、あなたがどんな振る舞いをするか、しっかりと見ているはずです。
手伝いは男手として買ってでて!
奥さんが夫の実家を訪れる際は、エプロンを持参して家事を積極的に手伝うのは、なかば常識となっています。
男性の場合はそこまでする必要はありませんが、できることは手伝う姿勢でいましょう。「やります」と買ってでても、断られるケースが大半ですが、「すべての家事をやってもらって当然」という意識が見え見えなのはNGです。
義両親が現在二人暮らしの場合は、たまの男手として力仕事や車の運転を買って出るのもよいでしょう。とくに年末から数日間滞在する場合は、大掃除の強力な助っ人になれます。
お義父さんとお酒を飲みましょう
もしもお義父さんがお酒をたしなむ人の場合は、お酒を一緒に飲んで親交を深めるのもいいでしょう。
「息子(娘の夫)とお酒を飲む」ことを楽しみにしてくれているかもしれません。気を遣って断るよりも断然喜ばれます。
もちろん、飲む量はほどほどに。泥酔して失態を見せてしまっては逆効果ですから。
ご両親のタイプによってほかにもいろいろありますので、まずは奥様にリサーチをするのが最善策。
親戚づきあいはちょっと大変かもしれませんが、仲良くしておくにこしたことはありません。みなさんにとって、素敵な年末年始になりますように。