ママの負担が劇的に減る? 乳児用液体ミルクに注目!

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赤ちゃんのお世話のなかでも、授乳は大変な作業ですね。粉ミルクを使う場合、お湯を沸かしている間に分量を正しく量って、溶かした後は温度を下げて…と、ちょっと手間です。外出時はもちろん、深夜の授乳も一苦労。でも、赤ちゃんは待ったなしです。

飲ませるまで、わずか5秒?


欧州をはじめとした海外では、粉ミルクの代わりに使える液体ミルクが普及していること、ご存知でしたか。文字どおり、すでに液体の状態になっているミルクのことで、必要な場面で、容器から哺乳瓶にミルクを移して、そのまま赤ちゃんに飲ませられます。時間にすれば、わずか5秒程度。つまり、手間がほとんど要らないんです。粉ミルクの場合、手慣れたママが作っても5分以上はかかります。

北欧での普及率がとりわけ高くて、フィンランドでは液体ミルクと粉ミルクの販売量の割合は92:8、スウェーデンでは47:53といわれています。また、有職女性の多いベトナムでは23:77ながら、液体ミルクの販売伸び率は年43%にものぼるとか。

だったらどうして、日本にはなかったの? 厚生労働省が製造販売を認めてこなかったために、乳児用の液体ミルクは普及していませんでした。ところが昨年、同省は省令を変更、液体ミルクの製造販売への道が拓けました。

 

パパの育児参加を促す商品に…

それを受けて、今春にも、国内で乳児用の液体ミルクの第一号商品が登場しそう。江崎グリコがすでに手を挙げています。

液体ミルクが発売されると、どんなメリットがあるでしょうか。まず、災害時に助かるということ。お湯を手に入れるのも大変な場面がありますからね。そして外出時。さらには……。

江崎グリコがとても興味深いデータを発表しています。パパが関わっている育児の内容を調べたら、「お風呂に入れる」は81%、「一緒に遊ぶ」は80.7%。ところが、「授乳」については54.3%に留まっているんです。粉ミルクを作るのが面倒というのも大きな一因であるよう。

でも、液体ミルクであれば、そういう言い訳はもう出来ませんよね。哺乳瓶に移し替えて、そのまま飲ませるだけですから。

乳児用の液体ミルクは、そうした意味で、パパの育児参加を促す商品になってくれそうです。

 

気になる値段は? 課題点は?


現時点で、江崎グリコの乳児用液体ミルクの価格は未発表ですが、海外の既存商品を見てみると、粉ミルクの2〜3倍の値段であることが多いようです。

価格のほか、注意しておく点は、江崎グリコの商品では、容器から赤ちゃんに直接飲ませられないこと。ミルクを移し替える哺乳瓶は必要になります。ただ、同社では、外出時の助けになるよう、1回使い切りタイプの哺乳瓶を併売するなどの手立てを検討しているともいいます。

2〜3倍の値段と聞くと、金額的にはちょっとためらってしまいますが、いざという場面で使う、あるいは深夜の授乳に使うなど、活用シーンを絞れば、そのお金を投じる価値は見えてくるでしょうね。なにより、パパが授乳に加わってくれるなら、高くても意義ある出費になると思いますよ。

 

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