セクシーな衣装を身にまとい、しなやかな動きで女性の美しさと魅力を表現するベリーダンス。今、20代から40代を中心に、趣味としている方が増えています。
ベリーとは、英語でおなか(belly)という意味。ゆったりした腰の旋回がインナーマッスルを鍛えて、腰痛や便秘の解消に効果的なのだとか。
興味はあるものの自分にできるかしら……と気になっている方のために、ベリーダンスの魅力を、レッスン講師でありダンサーとしても活躍されている南関東オリエンタル興業の万純(Masumi)さんに伺いました。
ベリーダンスって、どんなダンス?
ディズニーの名作映画「アラジン」を想像していただけると、わかりやすいかな? 世界で一番古い踊りと言われていて、本来は「オリエンタルダンス」、西洋に伝えられてから「ベリーダンス」と呼ばれるようになったそうです。
名前のとおり、おかなの動きに特徴があって、おなかの肉をぷるぷると震わせます。中東では「太っていることは富と健康の象徴」とされていて、ふくよかな体つきはとても魅力的。だから、プロのベリーダンサーは、豊満な体つきの人が多いですよ。
MASUMIさんがベリーダンスを始めたきっかけは?
たまたまテレビで中東のダンスを観て、「あ、踊りたい!」と思って、すぐに教室を探しました。
習い始めてから9年ほどで独立して、かれこれベリーダンス歴18年。現在は生徒さんに教えたり、イベントで踊ったりしています。
痩せていたり、筋肉質だと踊れないもの?
そんなことはないですよ。女の人は誰でも、子宮を守るために、おなかや腰まわりに適度に肉がついていますから。
ゆったりした動きに見えても、運動量はかなりのもので、全身の筋肉を使います。肩・おなか・腰など、体の各パーツを別々に動かすので、インナーマッスル(深層筋)が鍛えられて、メリハリの効いた、くびれのある女性らしい体つきになります。
ベリーダンスを始めてから、変わったことは?
「女に生まれて良かった」と、再認識したこと! ベリーダンスをやっている人は、ほぼ皆さん同じようにおっしゃいます。
自分の姿勢や体つきに敏感になって、身のこなしもエレガントになっていくみたい。パートナーとますます仲良くなった、という人もいますよ(笑)。
内面が解放されるので、頑張って働いている女性のストレス解消にもなります。自分の魅力に気づいていない、もっと魅力的になりたい、そんな女性に踊ってみてほしいです。
じっくりと体つきを整えていくベリーダンスは、激しい運動が苦手という人にもおすすめです。まずは気軽に参加できる、体験レッスンなどいかがでしょう。レッスン情報サイトや、地域のイベント情報などをチェックしてみると、近所で開催されている体験レッスンが見つかるかも!
■万純(Masumi)オフィシャルサイトhttps://profile.ameba.jp/ameba/masumi-belly
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