地ウイスキーがアツい!世界が認めるジャパニーズ・ウイスキーの魅力

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かつては、「大人の男性が好むアルコール」といったイメージが強かったウイスキー。近年のハイボールブームで、女性や若い人にも、すっかりお馴染みとなりましたね。

日本で本格的にウイスキーが作られるようになったのは、1929年のこと。日本の豊かな自然で育まれたウイスキーは、世界中から愛され、現在では世界の5大ウイスキーのひとつに数えられています。

その実力は、イギリスで開催されるウイスキーの品評会「ワールド・ウイスキー・アワード」でも、毎年のように表彰されるほど!

国産ウイスキーといえば、サントリーやニッカなどの大手メーカーが頭に浮かびますが、他にも各地に蒸留所があることをご存知でしょうか? 

1980年代に人気を博した「地ウイスキー」。酒税法の改正で一時低迷したものの、その個性豊かな味わいに、再び注目が集まっています。

地ウイスキーブームの立役者 本坊酒造「マルスウイスキー」

九州・薩摩半島に、現在稼働している中では日本最南端の蒸留所を有する「本坊酒造」。

ウイスキーの本場スコットランドの製法を忠実に再現した、深みのある味わいの「マルスウイスキー」が有名です。

地ウイスキーの西の雄とも称され、ウイスキー愛好家なら、その名を知らない人はいないほど。ウイスキー作りへの情熱は、地ウイスキーブームを牽引した立役者と言われています。

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マルス モルテージ 越百(コスモ) 700ml 4,536 円(税込)
https://www.hombo.co.jp/

■本坊酒造株式会社
マルス津貫蒸留所(見学可) 鹿児島県南さつま市加世田津貫6594
マルス信州蒸留所(見学可) 長野県上伊那郡宮田村4752-31
公式サイト:https://www.hombo.co.jp/

マニアもいるほどの伝説的ウイスキー ベンチャーウイスキー「イチローズモルト」

埼玉県秩父のベンチャーウイスキーは、日本で唯一のウイスキー専業メーカーです。

「イチローズモルト」は、「ワールド・ウイスキー・アワード」ジャパニーズ・ウイスキー部門で、2007年から毎年入賞する逸品! 

世界に誇るジャパニーズ・ウイスキーです。なかなか手に入らないことから、はるばる海外から、秩父の蒸留所を訪れるマニアもいるほどだとか!

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イチローズ モルト&グレーン・ホワイトラベル 700ml 4,800円(税込 ※アマゾン価格)
https://www.amazon.co.jp/

■株式会社ベンチャーウイスキー
秩父蒸留所(一般見学不可) 埼玉県秩父市みどりが丘49
紹介サイト:http://whiskymag.jp/

限定155本の幻のウイスキー 若鶴酒造「三郎丸1960」

2016年7月、富山県砺波市の若鶴酒造から、あるウイスキーが発売されました。限定155本、お値段はなんと55万円! 1960年に蒸留され、55年もの熟成期間を経た原酒「三郎丸1960」です。

1918年創立。歴史ある若鶴酒造ですが、1953年には工場全焼という悲劇に見舞われます。

復興に向けて力を貸してくれた地域の人々、そして、自然豊かな土地への感謝をこめて名付けられた「三郎丸」。155本はすでに完売、まさに幻のウイスキーです。

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三郎丸(さぶろうまる)1960シングルモルト55年カスクストレングス 700ml 550,000円(税別)
http://www.wakatsuru.co.jp/

■若鶴酒造株式会社
若鶴大正蔵(見学可) 富山県砺波市三郎丸208
公式サイト:http://www.wakatsuru.co.jp

他にも、「チェリーウイスキー」(笹の川酒造株式会社 福島県郡山市)や「あかし」(江井ヶ嶋酒造株式会社 兵庫県明石市)などの、有名な地ウイスキーがあります。

さらに、「木内酒造」(茨城県那珂市)や「ガイアフロー」(静岡県静岡市)など、新しく稼働を始めた蒸留所も! これからも地ウイスキーから目が離せませんね。

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