食欲のなかった夏をこえ、過ごしやすい気候になってくると食欲が戻ってくる方も多いのではないでしょうか。
「食欲の秋」ともいわれるこの季節は、おいしいものが本当にたくさんありますよね。なかでも秋が旬のさんまは、この時期に脂がのり旨味もアップ!
今回はそんなさんまを味噌とチーズでアレンジしたレシピをご紹介します。ネギをたっぷり加えることで、より香りよく仕上げることができますよ。
とろっとチーズと味噌の組み合わせがばつぐん!「さんまの味噌チーズ焼き」
材料(2~3人分)
- さんま 2~3匹
- 長ねぎ 5~10cmくらい
- ピザ用チーズ 少々
- 味噌 大さじ1
- 砂糖 大さじ1
- 酒 少々
- 塩 少々
今回は下処理(内蔵処理)をしてあるさんまを使っていますが、自分で下処理をする場合のやり方についても説明しておきます。
【さんまの下処理法】
1、まず、さんまの頭部分に縦に2cmほど切り込みをいれる(背骨も切る)。
2、肛門(おなかより少ししっぽ側)より少し頭側に1cmほど切り込みをいれる。
3、胴体をおさえたら、頭部分を下に折るようにゆっくりひっぱり、胴体とひきはがしていく。スルスルっと内蔵がでてくるのでとりのぞき、きれいに水洗いする。
【作り方】
1、下処理をした魚をきれいに洗って水気をふいたら2等分に切り、塩と酒をふりかけて5分おく。
2、さんまの水気をふき、グリルで両面こんがりと焼いていく。
3、味噌、砂糖、みじん切りにしたネギを合わせる。
4、3をさんまにのせ1分程度焼いたら、さらにとろけるチーズをのせる。チーズがとけたら完成!
今回ご紹介したレシピでは、魚を3枚におろす必要がありません(もちろん、おろしてあるものを使ってもおいしくいただけます)。内蔵処理は頭と尾に切り込みをいれ、ゆっくりひっぱることで簡単にとりだすことができますので「処理が面倒…」と思っている方も、意外と簡単に調理できることに驚くはず。
「塩焼きがメインで、食べ方がワンパターンになってしまう」という方も、調味料を工夫することでアレンジの幅を広げることができます。
この秋はぜひ、バラエティにとんださんま料理を楽しんでみてはいかがでしょうか。