欧米のママを中心に話題となっている「ベビーラップ」をご存じでしょうか?
ベビーラップは「おなかの中にいるような安心感」を赤ちゃんに与える、といわれています。今回は、ベビーラップの魅力について詳しくご紹介します!
ベビーラップってなに?
ベビーラップは、5mほどの長い1枚布のことをさします。この布を体に巻きつけ、布とママの体との間に赤ちゃんを挟みこむことで、抱っこすることができます。
普通の抱っこひもは最初から赤ちゃんを抱っこしやすい形状になっていますが、ベビーラップは1枚布なので、使わないときにはおりたたんでしまうことができます。
またバックルやストラップなどの金具が一切ないものもあり、理想的な抱っこひもとして欧米で人気を得ていて、ここ最近、日本でも愛用者が増えています。
ベビーラップのメリット
ベビーラップの構造は「布を体に巻くだけ」と、とてもシンプル。無理なく自然な姿勢で包み込むように赤ちゃんを抱っこし、ママの体に密着するので、赤ちゃんも安心感を得るといわれています。
また、赤ちゃんの体重による負担を分散できるので、肩と腰が従来の抱っこひもより楽というママも。抱っこしていないと泣く赤ちゃんは抱っこも長時間になり、ママの負担も相当なもの!
その点、ベビーラップなら局所的な負荷がかからないので、ずいぶん違いを感じるようです。
ベビーラップの選び方
ベビーラップを選ぶ際はまず、耐久性があるものを選ぶようにしましょう。手づくりのものよりは、保証がしっかりある製品がおすすめです。
素材は綿100%もあれば、オーガニックコットン、夏場にぴったりな冷感機能付き、ストレッチの効いた伸縮性のある生地などがあります。伸縮性のある生地は密着度が高くなる、巻きなおす手間が少ないといった利点がありますが、その分生地が厚いため夏場はとても暑く感じます。
自身の子育て環境や使うシーン、快適性をどこまで追求するのかなどを考え、条件にあうものを選ぶようにしましょう。
編集部おすすめ! ベビーラップ
・ボバ
画像出典:http://boba.jp/
Boba Wrap クラシック
価格:7,560円(税込)
初めて抱っこひもを使ったとき「このストラップ(バックル)、なんか痛い……」と感じたことのある方も少なくないはず。金具のあたりがきついといった違和感は、実際に使ってみないとわからないときがあります。
けれどボバのベビーラップはボタンやバックルがないのでシンプル。都会的なデザインも魅力です。1枚布からできたフリーサイズなので、子どもの成長に合わせて買い替えなくてよし。とても経済的ですね!
・エルゴベビー
画像出典:http://www.ergobaby.jp/
スワドラー エレファント
価格:4,104円(税込)
エルゴベビー では、ベビーラップという名前ではなく、「スワドル」の名称で親しまれています。赤ちゃんの包み方はとても簡単。まず、上端を赤ちゃんの肩のラインに合わせ、おしりは中央に位置するように寝かせます。そしてそのまま腕をアームポケットへ。
自然な位置で着脱テープを留め、おしり部分も同じようにおなかの上の着脱テープに留めます。すべてが赤ちゃんの自然な体勢を意識したもの。脚はポーチにいれることも、外に出して使用することもできます。とことん赤ちゃんの快適性を追求しているところがうれしいですね。
・バディバディ
画像出典:http://www.lucky-baby.co.jp/
バディバディ BuddyBuddy ピッタリラップ PITTARiwrap
価格:7,020円 (税込)
腰ベルトとポケットとラップをひとつに合わせた「バディバディ」。腰ベルトにポケットがあるため収納が簡単で、ベビーラップの気になる「地面とのこすれ」を予防してくれます。
伸縮性があるニット素材となっているので、たたむときもくるくると手早く巻くことができて快適。外出先での巻きなおしも手間がかかりません。赤ちゃんとしっかり密着し、幅広の布で肩と背中をおおうため、長時間使用も負担になりにくい設計となっています。
ママと赤ちゃん、両方の快適性が叶う! と話題を呼んでいるベビーラップ。ぜひ、選択肢のひとつとして参考にしてみてはいかがでしょうか。