子どもができてから、奥さんがどんどん冷たくなっていく……。そう感じているパパさんがいたら、ぜひこの本を手にしてみてください。
「俺、イクメンなんだ」なんて思っている多くのパパたちの育児は、ママからすると「やったつもり育児」と思われている可能性大ですよ!
著者の山田周平さんが、自身の育児経験を通し、奥さんを怒らせてしまった失敗談、先輩パパとして伝えたい注意点などがまとめられた「ひとのパパ見て わがパパ直せ」は、ママが読むと「そうそう! これ、あるあるなんだなぁ」と笑えたり、パパにとっては「耳が痛い……」となりそうな、育児に関することが川柳として紹介されています。
口だけになってしまいがちなパパ育児
画像出典元:amazon「人のパパ見てわがパパ直せ」
どのページを読んでも、ママたちはとにかく頷きが止まらないこの本。
「うちのパパだけじゃないんだ」という変な勇気をもらえたりもするので、ページをめくるのが楽しくなります。そして、パパにとっては「これ、俺の事?」と耳が痛くなるページが次々に出てきます。
画像出典元:amazon「人のパパ見てわがパパ直せ」
川柳には、その失敗談についての細かい説明、反省点、改善点などが書かれているので、読む人にとっては、「だからあの時、ママはあんなに怒っていたのか……」なんて、気づきになることも。
実は、この気づきがとっても大事なんです。
育児の中で起こるママとパパの気持ちのすれ違い。それぞれが一生懸命な分、一度すれ違ってしまった気持ちって、なかなか通じ合えないんですよね。
ママは「そんなことまで説明しなくちゃいけないの……」という気持ちになって、何に怒っているかを説明するパワーを持てません。
パパはパパで、「俺だって頑張ってる! それなのに怒られて意味がわからない!」なんて気持ちになり、ケンカが長引いてしまう原因に。
この本の中には、パパがしがちな失敗談と、それによってママがなぜ怒っているかの説明があるので、長引きがちなケンカの早期解決や、育児によるストレスの軽減に役立ちます。
「この本を通じて、パパとママが育児についてちゃんと向き合い、じっくりと話し合えるようなコミュニケーションツールとしても役立ててもらえるはず」。著者の山田周平さんが、この本に込めた思いは、きっと育児真っ只中のご夫婦の絆を強くしてくれるはず。
「ひとのパパ見てわがパパ直せ」
作:山田周平
出版社:三交社
金額:1,296円
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