都内でも増えてきた「コールドプレスジュース」専門店。カラフルな色合いや、可愛いパッケージに「飲みたい!」「飲んだ!」という方も多いのではないでしょうか。
今回は、野菜ジュースやスムージーとの違いを含め、コールドプレスジュースの正しい飲み方をご紹介します。
Contents
コールドプレスジュースって?
コールドプレスジュースとは、スロージューサーと呼ばれる低速回転のジューサーで、材料に熱を加えず(=コールド)、強い圧力をかけてすりつぶして(=プレス)搾ったジュースのこと。
一般的なジューサーは高速回転のため、熱が発生します。よって、一般的なジューサーでつくられたものは、野菜に含まれるビタミンなどの栄養素が、熱によって破壊されてしまいます。
スロージューサーなら、熱で破壊されやすいビタミンなどの栄養素も守られる上、抗酸化効果もあり、体を錆びつかせません。コールドプレスジュースは、野菜や果物が持つ本来の栄養素が最大限生きたまま摂取できる、上質な“スーパードリンク”なのです。
コールドプレスジュースのインナービューティ効果
そんなコールドプレスジュースは、以下の嬉しい効果をもたらすといわれています。
・便秘解消
食物繊維が含まれているため、腸内環境を整えます。
・コレステロール値の低下
使う野菜(キャベツ、ブロッコリー、アボカド、トマトなど)によってコレステロールを下げる効果を発揮します。
・疲労回復
固形物でなく液状のため、消化もよく、胃腸の疲れにはもってこい。桃を加えれば、含まれているしょ糖が疲労回復に即効性のあるエネルギー源となります。
・ダイエット
バランスよく栄養がとれるため、「プチ断食」をすることも可能です。また、脂肪燃焼の促進効果もあります。
・美肌
ビタミンやミネラルが豊富に含まれているため、肌にもよく、また便秘解消や体内の老廃物をデトックスすることで、お肌の新陳代謝も上がります。
最近流行の「ジュースクレンズ」
最近「ジュースクレンズ」が流行しているのはご存知ですか?
ハリウッドセレブから人気に火が付き、日本のモデルたちもこぞって取り入れているという美容&ダイエット法で、コールドプレスジュースを食事の代わりに数日間飲んで、体内をデトックスするものです。
「クレンズ」には洗浄という意味があり、固形物をとらずにジュースから栄養を補うことで、消化器官の負担を減らすことができるといわれています。
その結果、節約された消化および吸収のエネルギーが、肌や内臓などのダメージの回復などに使われ、美肌や新陳代謝アップといった嬉しい効果をもたらしてくれるのです。
コールドプレスジュースを飲むときの注意点
ただし、こんな効果のあるコールドプレスジュースも、飲み方を間違えると逆効果。以下のことはぜひ押さえておいてくださいね。
・冷やして飲む
コールドプレスジュースは生きた酵素などの栄養素が入っているため、常温での保存はNG! 保存する場合は冷蔵庫で保管しましょう。
・体調のいいときに飲む
栄養素や生きた酵素は、体調がすぐれないときや、お年寄りやお子さんが飲むと、お腹をくだしてしまう可能性があります。体調万全のときに飲みましょう。
・プチ断食は最大3日間!
いくら栄養があるといっても、基本は野菜と果物ですから、すべての栄養素をバランスよくとれる訳ではありません。 プチ断食をする場合は、1〜3日間にとどめるようにしましょう。
使う材料は、生食できる野菜や果物なら何でもOKなので、手軽なデトックス・ダイエット方法として、これからも注目されること間違いなし! お腹や二の腕などの余分なお肉が気になるなら、コールドプレスジュースに頼ってみてはいかがでしょうか。
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