2月に旬を迎える食材で、美味しく美容をチャージしよう!

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美容と健康のためには、規則正しい生活やバランスのとれた食事は大事です。食材を選ぶ時に是非取り入れたいのは「旬の食材」!旬の食材を取り入れることで、健康や美容に効果があることはご存知でしょうか。今回は、旬の食材を取り入れるメリットや、2月に旬を迎える美容チャージにもおすすめの食材をご紹介します。

 

旬の食材を取り入れるメリットは?

旬の食材は、旬ではない時期に比べて新鮮なことはもちろん、香りやうまみが凝縮されているため、少ない調味料でも美味しくいただくことができます。そのため、料理をする際に塩分や糖分をひかえることができて、とってもヘルシー!また、何よりも旬でない時期より栄養価が高いことが特徴!同じ食材でも、旬の時期のほうが様々な栄養素の含有量が多いのです。さらに、旬な時期は収穫量が多いために比較的価格も安くなり、お財布にも嬉しい!旬の食材を取り入れることは、いいことづくしなのです。

 

“海のミルク”と言われるほど栄養価が高い「牡蠣」

牡蠣(真牡蠣)の旬の時期は、一般的に11月から3月になりますが、中でも最も寒くなる2月から3月にかけた時期がおすすめ。産卵の準備に入る3月頃は、栄養を蓄えているために身がふっくらと太り、味も濃厚でクリーミーになります。そして、牡蠣は女性に嬉しい美容ポイントも盛りだくさん!もともと牡蠣は、「海のミルク」と言われるほど栄養価が高いことが有名ですが、女性に不足しがちな鉄分や、美肌に欠かせないビタミンB1・B2・B12などのビタミン類が豊富。さらに、脂肪が少ないためにヘルシーなのです。
旬の時期の牡蠣は、水分をたっぷり含んでみずみずしいことが特徴のため、新鮮なものであれば生食、もしくは網焼きにすると、ぷりぷりで濃厚な味わいの牡蠣を美味しくいただくことができます。その際には、レモン汁をかけるのがおすすめ!レモンがもつビタミンCが、牡蠣に含まれる鉄の吸収率を高めてくれますよ。

 

見た目はグロテスク!?コラーゲンがたっぷりの「あんこう」

「あんこう」は、決して美しいとは言えない容姿で、一見「本当に食べることができるの?」と思う人もいるでしょう。茶色味をおびてつぶれた体。体に似合わないアンバランスで大きな頭。しかも、横に大きく広がった口には鋭い歯が並び、超グロテスク!そんな容姿ですが、実はとっても美味しく、そして美容にも嬉しい栄養素がたくさんあるのです。
その身は、脂肪が少なく低カロリー。クセがなく淡泊なため、少食の女性でも思わず箸が進むほどの食べやすさが特長。さらに、細胞の生まれ変わりをサポートしてくれると言われるビタミンB群の1種であるナイアシンや、美肌成分には欠かせないビタミンB12やコラーゲンなどが多く含まれています。また、あんこうの肝(通称:あん肝)は、海のフォアグラと呼ばれるほど濃厚な味わいですが、この「あん肝」にも、血液を健康に保つEPAやDHA、皮膚や粘膜のコンディションを保つビタミンAが豊富!まさにあんこう丸々一匹が美容食材なのです。見た目を乗り越えれば、ぐっと美容チャージができるかも!?

 

緑黄色野菜の中でもカロテンが豊富な「春菊」

「春菊」はキク科の野菜で、11月から3月にかけて旬の時期を迎えます。おひたし、鍋、天ぷらなど、様々な料理にして食べることができますが、その独特な苦みや風味が苦手という人も……。しかし、健康や美容にいい栄養素がたくさん含まれていることを知ったら、「挑戦してみたい!」と思う人も多いはず!
春菊にはβカロテンが豊富に含まれています。βカロテンは、アンチエイジングには欠かせない抗酸化作用があり、体内ではビタミンAに変換され、粘膜や皮膚の健康維持や、髪や視力までの健康維持に繋がるそう。さらに、カルシウムをはじめ、マグネシウム、リン、鉄分などのミネラルも豊富!葉酸もたっぷりと含まれているので、妊娠初期の女性にもおすすめです。
生でも食べることができる春菊ですが、どうしても苦みが気になる人は、他の食材と一緒に調理してもいいでしょう。例えば、牡蠣と一緒にオイスターソースで炒めるだけで本格料理に。子供に食べさせたい時は、細かく刻んでスープに入れると、独特のクセがなくなり食べやすくなります。

旬な食材を取り入れることは、いいことづくめ!2月に旬を迎える食材は、それぞれの相性がいいので、鍋にしてもいいですね。ぜひ食卓に旬の食材を取り入れて、美味しく美容チャージをしてみて!

アイキャッチ画像出典:https://www.photo-ac.com/