食物繊維は大事な栄養素で、たっぷり摂ったほうがいい……とはよく聞きますが、毎日の食生活でどのくらいの量を摂取しているものなのでしょうか。必要な食物繊維量は年代によって違いますが、18歳以上の女性では18g以上(*1)が目標量の目安といわれています。しかし、20~40代の女性が実際に摂っている量は約12~13g程度(*2)なのだとか。多くの女性が、普段の食事では目標量に達していなさそうであることがわかっています。
そこで今回は、野菜のなかでも食物繊維を豊富に含む「ごぼう」のサラダレシピを紹介。にんにく風味でしっかり味がついているので、ごはんのお供にもぴったりです。
*1 厚生労働省 日本人の食事摂取基準(2015年版)より
*2 厚生労働省 平成28年「国民健康・栄養調査」の結果より
簡単なのに、しっかりおいしい! 「ごぼうとベーコンのガーリックマヨサラダ」
【材料(2~3人分)】
- ごぼう 1本
- ベーコン 好きなだけ
- にんにく 1かけ
- 油 適量
- マヨネーズ 適量
- 塩こしょう 少々
【作り方】
1、ごぼうは包丁の背で皮をこそぎ落とす。
2、5mm幅にななめ切りにする。
3、水にさらしてアクを抜く。
4、にんにく、ベーコンは薄切りにしておく。
5、油をひいたフライパンを火にかけ、にんにくをいれて香りが移ったらベーコンとごぼうを加え、中火で4〜5分ほど炒める。
6、5をボウルに移し、マヨネーズ、塩こしょうで味をととのえたら完成!
にんにくで風味をつけ、ベーコンのコクを加えているので、そのおいしさはお墨つき! 白いごはんにぴったりなおかずです。できたてアツアツはもちろんですが、このレシピの魅力は冷めてもおいしいところにあります。だからお弁当の一品にもおすすめ! 濃厚な風味で箸は進むし、足りていない食物繊維も補うことができるとあって、毎日の食事に積極的にとりいれたいメニューといえそうです。
ちなみに、ごぼうは空気にふれると色が変わってしまう性質があります。そのため、切ったらすぐに水にさらすといいですよ。このとき、水に少量の酢を加えると白くきれいな色になるので、料理の見栄えもよくなります。
炒めてあえるだけの「ごぼう」を使った簡単レシピ。たくさんつくって、手軽にたっぷり食物繊維を摂ってみませんか?