【妊婦必見】暑い夏こそ要注意!妊婦が気をつけるべき夏の過ごし方5つ

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お腹が大きな妊婦さんにとって、暑い夏を乗り切るのはなかなか大変! 妊娠前と体質が変わったことで、気づけばすぐに汗だく…なんて人もいるのでは。

でも暑いからといって、冷やし過ぎはご用心。お腹の赤ちゃんをしっかりと守りながら、夏を快適に過ごすための注意点をお伝えします。

とにかく子宮を冷やさない!

妊婦さんにとって絶対に避けたいのが「冷え」です。特に、子宮が冷えてしまうと、難産や早産になりやすい、逆子のリスクが増える、お腹が張りやすくなるなど、いいことなし!

また、便秘や腰痛などの不調を引き起こしたり、足のむくみ、つりなどのマイナートラブルの原因にも。さらに、産後の母乳の出にも影響してくるといわれています。

暑い夏だからこそ、「冷え」には注意しなくてはいけません。

夏の妊婦、ここに注意!

1.こまめな水分補給

妊婦さんの中には「むくみを気にして水分を控えている」なんて人もいるかもしれませんね。でも、これってすごく危険なこと。特に夏場は、しっかりと水分をとっておかないと、熱中症にもなりかねません。

また、妊娠するとトイレが近くなる傾向にありますが、水分が不足していると尿の量が減ってしまい残尿になりやすくなります。

しっかり排出できないと、尿の中で雑菌が繁殖し、膀胱炎やカンジタ膣炎を引き起こすことも! つわり中の脱水症状にも要注意です。妊娠前以上に、こまめな水分補給を心がけましょう。

2.氷入りの飲み物は控える

でも、こまめな水分補給が必要だからといって、「じゃあ冷たいものを思いきり飲んじゃおう!」というのはNG! 

キンキンに冷えた飲み物は、体を冷やしてしまいます。できれば氷なし、常温に近いくらいの温度を意識して。

ただでさえ暑い夏、冷たいもので涼しくなりたい気持ちはよくわかりますが、お腹の赤ちゃんを守るためにも、氷入りの飲み物は控えてくださいね。

3.冷房の温度設定の見直し

この時期、どこに出かけても冷房がガンガンにきいている環境がほとんどです。知らず知らずのうちに、体が冷え冷えなんてことに! 

家で冷房を使う場合は、設定温度を見直しましょう。28℃を意識して、プラス扇風機などで冷たい空気を循環させると、かなり体感温度が変わってきます。外出先では、一枚羽織れるものを持ち歩いて。

素足でいることもおすすめしません。暑くても靴下を履き、できればレッグウォーマーなどで足元からの冷えを予防しましょう。

4.肌を露出し過ぎない

暑いからといって、肌を露出しすぎる服装も考え物です。また下着も含め、体を締めつけるものはやめましょう。

お腹を圧迫しないのでマキシ丈のワンピースを好んで着る人も多いかと思います。ただし、ワンピースはお腹のあたりが冷えやすいので、必ずインナーを着用して。足元が冷えることも多いので、レギンスや靴下も忘れずに。

5.海やプールは控えめに

夏といえば海やプールが楽しみのひとつではありますが、妊婦の間は少し控えたほうがベター。

水の中に長時間いると体を冷やしてしまいます。また、不特定多数の人が入るので、感染症の危険も否めません。免疫力が弱くなっているからこそ、少しだけ慎重に。

冷やしすぎずに快適に過ごして!

秋が予定日だと「暑い夏を乗り切るのが大変ね!」なんて言われることも多いもの。

確かに、妊娠後期で暑い夏を過ごすのはちょっと辛い点も出てくるかもしれません。くれぐれも冷やし過ぎに注意して、快適な夏を過ごしてくださいね!

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