現代人の慢性的な体調不良として、多く挙がるのが「肩こり」。
長時間同じ姿勢を取るパソコンやスマートフォンの操作、毎日の疲労が蓄積されやすい家事などによって、肩こりは現代病とも言うべき一般的な症状となっています。
そのため、多くの方が肩こりをあまり問題視しておらず、そのまま放置していることも。ですが、実は肩こりをそのままにしておくと、やがて自律神経の乱れを招き、頭痛・めまい、吐き気、また眼精疲労など、多数の弊害を引き起こすことに!
また、なんと肩こりが、背中やワキにぜい肉がつく「上半身太り」の原因のひとつ、とも言われているのです。
そこでここでは、肩こりにお困りの方にぜひ試していただきたい、肩こり改善・解消方法をご紹介します。
Contents
なぜ肩こりの人が多いの?
「肩こり」とは、主に首から背中の肩甲骨にかけての、重くのしかかるような感覚や鈍い痛みを指します。
人間は二足歩行を行うようになったことで、頭の重さを首から肩の部分で支えることになり、さらに肩は腕の動きを司る部分ともなりました。
肩には日常生活内で多大な負荷がかかり続けているため、肩こりになる方が多いのは当然でもあるのです。
肩こりの原因は僧帽筋!?
肩には複数の筋肉が存在しますが、それらの中でも肩こりに大きく関係するのが、「僧帽筋(そうぼうきん)。
僧帽筋とは、首の後ろ側から肩・背中にかけて広がる大きな筋肉であり、一番表面にあります。僧帽筋は頭の角度を保ったり、肩甲骨を固定したり動かしたりするのに使用する筋肉です。
そして、肩こりになりやすいシチュエーションである「長時間の同じ姿勢」は、僧帽筋に負荷をかけ、過剰に緊張させた状態で長時間過ごすことを意味します。
そのため、僧帽筋が傷んだり、(動かさないことで)衰えたりしてしまい、僧帽筋やその周辺の筋肉が疲弊してしまうのです。
さらに、僧帽筋をはじめとした肩周りの筋肉が疲弊することで姿勢までも悪くなると、血行不良が併発します。血流が滞ると筋肉自体も硬くなってしまい、さらなる血行不良を招き、血中の老廃物や疲労物質が留まってさらに筋肉が硬くなる悪循環に!
なお、血行不良になると脂肪が燃焼されにくくなるため、肩や背中に脂肪がどんどんと蓄積され「上半身太り」にもなります。
肩こりを改善・解消し、見た目にもすっきりとした上半身を手に入れるには、硬くなった僧帽筋に柔軟性を与えて、血行を促進することが重要なのです。
肩こり解消におすすめのストレッチ方法紹介
では、ここからは、肩こり解消におすすめのストレッチ方法をご紹介します。
【簡単肩こり解消ストレッチ1】
肩こりは、こまめに上半身の筋肉をほぐすことで解消できます。1日ほんの5分、ストレッチを行うだけでもその違いを実感できるはず! さっそくトライしてみてください。
①両手の指を体の前で組み、そのまま組んだ状態で、手のひらを頭上に向けて両腕をまっすぐ伸ばし、10秒キープします。
②手の平を前方へ向け、背筋を伸ばしたまま胸の前で手をぐっと伸ばし、10秒キープします。
③背面で両手の指を組み、手の平は後方(体と反対側)に向けます。この状態で、組んだ腕のみを左右にゆらゆらと揺らし、肩をほぐします。この時、背筋は伸ばしたままで、腰が動かないように注意しましょう。
④③と同じ姿勢のまま肩甲骨をぐっと内側に寄せ、後方に腕をできるだけ伸ばして10秒キープします。
①〜④をワンセットとし、2回から3回程度繰り返します。起床時や仕事の合間、就寝前など、こまめに行うことで滞りがちな上半身の血流を促すことができます。
※痛みが激しい場合は、無理をしないようにしましょう。
【簡単肩こり解消ストレッチ2】
肩こり・首こりが気になる方は、「ストレートネック」予備軍の可能性も!
そこで次は、肩こりの他、ストレートネック改善にもなる首周りのストレッチをご紹介します。
①背筋を伸ばした状態で、両肩をできるだけ持ち上げ、10秒キープします。その後、肩の力を抜き、ストンと下に落とします。これを3回繰り返します。
②肩の力を抜いたまま、首を時計回りにゆっくりと回します。次に反時計回りにゆっくりと回します。これを左右5回行います。
③肩の力を抜いたまま、首を右側にゆっくりと倒します。次に左側にゆっくりと回します。これを左右5回行います。
④肩の力を抜いたまま、首を前方にゆっくりと倒し、10秒キープします。
※痛みが激しい場合は、無理をしないようにしましょう。
【簡単肩こり解消ストレッチ3】
肩こりからさらに症状が進行し、腕が上がりにくくなっている方は、次のストレッチも行いましょう。
①片腕だけをまっすぐ上に伸ばします。この時、手の平は前方に向けておきます。
②①の腕を伸ばしたままで、横方向にゆっくりと、手の平が腰の高さになるまで腕全体を下げていきます。これを左右5回行います。
③両腕を曲げて、両こぶしは鎖骨辺りに置き、両ヒジを肩の高さまで上げます(前から見ると、両腕がV字になっているイメージ)。
④ヒジの高さを変えずに、両ヒジを後方にゆっくりと引き、肩甲骨をぐっと中央に引き寄せます。
⑤肩甲骨を中央に引き寄せたままで、両ヒジをゆっくりと下げます。これを5回行います。
※痛みが激しい場合は、無理をしないようにしましょう。
以上のストレッチは、長時間同じ姿勢が続く時や肩や首のこりを感じた時など、いつでも行うように習慣づけてくださいね。
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