妊娠中のおやつ、何を食べていますか? スイーツなどの甘いものではなく、できれば栄養を気遣えるようなものを食べたい、という方も多いかもしれませんね。
そこでおすすめしたいのが「骨せんべい」。魚の骨にはお腹の赤ちゃんの骨や歯をつくるカルシウムがたっぷりで、妊娠中の方にはぜひ食べてほしいメニューなんです。
妊娠中にカルシウムが不足すると体に蓄えていた分をお腹の赤ちゃんへと運ぶので、お母さん自身の骨密度が低下し、骨がもろくなる可能性も……。骨せんべいを日々の食卓にとりいれて、カルシウム不足を補いましょう!
レンジで即完成!さんまの骨せんべい
【材料(2人分)】
- さんま・・・4匹
- 塩・・・少々
【作り方】
1.さんまをおろし、骨の部分をとりわけ、2~3等分に切っておく。(もちろん食べ終わったさんまの骨を使ってもOKです)
2.キッチンペーパーをひいた耐熱皿を用意し、かさならないよう骨をのせる。
3.少量の塩をふり、レンジで1分加熱する。
4.裏返し、もう1度少量の塩をふり、レンジで1分加熱する。
5.骨がパリパリになるまでレンジでさらに過熱する。(1分ずつ時間を追加していくのがおすすめ)
6.さわった感じがパリパリになれば完成!
今回は600Wのレンジで調理をおこないました。骨にかなり身がついた状態だったので、合計6~7分はレンジで加熱しています。
一気に長時間加熱するとこげついたり、煙がでたりするので必ず庫内の様子をみながらおこなってくださいね。
塩は両面にふりますが、骨にうまみがあるので少量でOK!
身が骨にたくさんくっついているほうが加熱時間はかかりますが、かみごたえが出ておいしいと思います。
また魚の骨は干して、ある程度乾燥させてから調理することで、サクッとした食感になりやすいという話もあるようです。
今回はさんまをおろしましたが、食べ終わったさんまの骨を使ってももちろんOK!
この調理法を覚えれば頭と内蔵以外は全部おいしくいただけますし、カルシウムをたっぷりとれるので栄養面もばっちり。生ごみも減って一石二鳥です。今まで骨は全部捨てていた……という方はぜひ試してみてくださいね。