どんなに忙しくても、絶対に抜いてはいけないのが栄養の摂取。
とは言っても、コンビニやおそうざいでも味気ない。
そこで、調理の手間なしで、なおかつちょっとリッチでメインになっちゃうお役立ちメニューが、お刺身ですよね。
9月から10月にかけては戻り鰹が旬を迎えます。そこで、今回は、カツオのたたきのちょっと新しい食べ方をご提案します!
たまにはポン酢ではなく塩で!「カツオの塩たたき」
材料
- カツオのたたき
- 塩 少々
- 大葉 2枚
- ミョウガ 適量
- 小口ネギ 適量
- レモン汁 少々
作り方
(1) カツオのたたきを、一口大に切る
(2) ネギ、ミョウガ、大葉などの薬味も細かく刻んでおく
(3) カツオに塩を塗りこんでなじませる
(4) お皿にカツオ、薬味を盛りつけて完成。レモン汁をかけて召し上がれ!
カツオのたたきといえばポン酢、という人も多いと思いますが、実はお塩でもとってもおいしくいただけます。なんでも、漁師さんが釣ったばかりのカツオを塩で食べていたのが「塩たたき」のはじまりなのだとか。お塩は、おいしい天然塩をぜひ使ってください。味にぐっと差がでます。
カツオのたたきを買えば、調理の手間なくすぐにいただけますが、お刺身を買ってきた場合は、少し炙ってカツオのたたきを作ることができます。直火を使う場合は、カツオに串をうち、少し皮目に焦げ目ができるくらいサッと炙ります。フライパンを使う場合は、強火で。たたきをふたつに切り分けて、断面をみて火の通りを見ながら焼くと失敗がありません。断面の外側が5㎜程度、全体的に白く色が変わればOK。あまり焼き過ぎるとパサパサになってしまうのでご注意を!
カツオは高タンパクで低カロリーという、まさに女性に嬉しい食材のひとつ。
ビタミンB12が多く含まれており、赤血球を作る造血作用などがあります。
また、カツオには鉄分もたっぷり!!
鉄分は、日本人が不足しやすい栄養素の一つといわれ、若い女性の3人に1人が鉄欠乏状態にあり、
さらには、4人に1人は血色素が12g/dl未満の鉄欠乏性貧血だそう。
暦の上では秋と言ってもまだまだ暑い毎日。
秋バテは、汗と共に鉄分が出しまうことで起きる鉄分不足によっておこることもあります!
手を抜きもしっかり栄養を補給して、美と健康をキープしましょう。
秋の味覚「カツオ」
しっかりと鮮度のいいカツオが手に入ったら、ぜひお塩で食べてみてくださいね。