赤ちゃんとの添い寝は日本だけの文化?欧米の寝かしつけ事情

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日本では、ママが赤ちゃんの隣で寝ることはいたって普通のこと。寝室も、夫婦と赤ちゃんが一緒というのがポピュラーですよね。

ところが欧米では、赤ちゃんの寝室は夫婦とは別だというのです! お国が違えば、育児法も違います。そこで、ちょっと気になる欧米寝かしつけ事情をご紹介します。

「自立」を一番に考える欧米式子育て

なんでも欧米では、生まれてすぐの赤ちゃんも、子ども部屋で一人で眠るのが一般的なのだそう。でも、どうして?

というのも、アメリカでは「自立」が重要だと考えられていて、赤ちゃんの頃から一人で寝かせたほうが、自立心、独立心が早く芽生える……というのが欧米式の子育て論なのです。

とはいえ、まったく赤ちゃんを一人きりにするわけではなく、ベビーモニターなどを子ども部屋に取り付けて、常に様子はチェックしているので、何かあればすぐに駆け付けられるような状態にはしています。

ただし、赤ちゃんが泣いても抱っこはあまりせず、声をかけてあやすだけのことが多いのだとか。こうすることで、寝かしつけを必要とせず、赤ちゃんが一人で自然に眠る練習になるといいます。

夫婦の時間を大切にしている

赤ちゃんと夫婦の寝室が別であるもうひとつのメリットは、夫婦の時間をゆっくり持てること。

出産すると、どうしてもママは赤ちゃんのお世話にかかりきりになってしまい、パパとの二人だけの時間を作るのが難しくなってしまいます。

そこで、寝室を子どもと別にすることで、夫婦だけの時間をしっかりと作れるというわけ。家族はあくまでも「夫婦が中心」と考える欧米らしいといえますね。

住宅事情によって向き不向きも

日本でも欧米式の育児を取り入れたい!と思っても、住宅事情によってなかなか難しい場合があります。

一戸建てが多く、広い住環境があるアメリカは、子ども一人につき一部屋与えるのが普通。しかしながら日本ではそこまで広い住環境がないケースが多いです。

またマンションが多く、隣近所の家との距離も近いので、赤ちゃんに一人部屋を与えることも、泣いてもそのままにしておくこともなかなか難しいのが実情。

環境によって難しい場合もありますが、「自立」させ、「一人で寝る習慣」をつけさせることができる、欧米式寝かしつけ法。ちょっと真似したくなっちゃいますね!


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