妊娠中の体重制限にも!毎日の食生活に5つの低インシュリンフードを

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妊娠中はホルモンのバランスの変化で血糖値が上がりやすくなります。とくに、妊娠初期の高血糖は胎児へ影響も大きいといわれ、気をつけたいもの。

そこで、今回は、血糖値が上がりにくいといわれる低インシュリン食材をご紹介。マタニティ中にも取り入れやすいものを5つ、ピックアップしました。

 炭水化物は茶色系のものを

炭水化物なら玄米やライ麦パンなど、茶色系のものを食べるようにしましょう。

食物繊維・ビタミン類・ミネラルなど、妊娠中に積極的に摂りたい栄養素が豊富で、ゆっくりと消化するため、血糖値の上昇も緩やかにしてくれます。満腹感も得られるので、食べ過ぎが気になる妊婦さんにもおすすめです。

 ほうれん草、ブロッコリー、トマトを毎日

野菜も低インシュリン食材の優等生。特に緑黄色野菜はβカロチンや葉酸、カルシウム、鉄など、妊婦さんに必要な栄養素も豊富に含まれているため、毎日取り入れたい食材です。

ほうれん草やブロッコリー、トマトなどは血糖値が上がる速度をあらわすGI値が低く、血糖値が上がりにくい食材です。反対に人参やかぼちゃは血糖値が上がりやすい食材なので、食べ過ぎには注意です。

 お肉は赤身をチョイス

肉類も野菜同様、全体的に血糖値が上がりにくい食材です。とくに赤身の豚ヒレ肉なら100グラムあたり約120kcalカロリーとエネルギー量も低く、鉄分も豊富に含んでいておすすめ。

妊婦さんの約60%がかかると言われる「鉄欠乏性貧血」の予防にも役立ちます。

おやつにはクルミが◎

クッキーや大福などの菓子類は血糖値が上がりやすい食べ物。なるべく控えたいところです。おやつには低インシュリンフードであるクルミがおすすめ。美肌効果や便秘解消も期待できます。

1日の摂取目安量は25gで、およそ7粒です。食べ過ぎには注意しましょう。

小腹が空いたら無糖ヨーグルト

乳製品も低インシュリンフードにあたります。なかでもヨーグルトは腸内環境を整えてくれるため、便秘になりがちな妊婦さんに適しています。ただし、ヨーグルトには脂肪分や糖分も多く含まれ太りやすくなる要因に。選ぶときは無糖タイプヨーグルトにしましょう。

低インシュリンフードは体重制限中の妊婦さんの体調をサポートしてくれます。ぜひ、毎日の食事で取り入れてみてください。

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