みんなが幸せになれる投稿とは?SNSでの上手な妊娠報告のしかた

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最近、SNSを使って妊娠を発表する人が多くなりました。SNSは、日ごろ、なかなか会えない友人にも簡単に近況を知らせることができる、便利なツールです。でも、投稿の内容によって、思わぬ反感を持たれてしまうことも。

とくに、妊娠報告は賛否両論あり、注意が必要です。自分の幸せを投稿を見た人にも祝福してもらうには、どんなことに気をつければいいいでしょうか。配慮すべき投稿のポイントを考えてみましょう。

SNSともだちに不妊治療中の人などは?

妊娠を希望しているけれどなかなかうまくいかない人にとって、身近な人の妊娠報告は、辛いだけということも。「妊娠しました」と書くときには、過剰な喜びのアピールは控え、淡々とした報告に徹しましょう。

・妊娠中の日々の生々しい報告はしない

つわりや体調不良、おなかやおっぱいなどの体の変化は、妊娠すれば誰もが経験するものです。共感してほしいと思う気持ちはわかります。

でも、他人のデリケートな報告を見たくない、読みたくないと言う人は少なくありません。

とくに、妊娠した経験がない人にとって、妊婦の体の変化はグロテスクに感じる場合もあるようです。「乳首が黒くなってきた」「子宮口が開いてきた!」といった内容は「生々しくてげんなりする」と不評です。

体調不良について書くときには、「先輩ママのアドバイスが欲しい」というひとことを添えてみて。そうすれば、先輩ママも親身になり、返信しやすくなります。

・見せつけられていると感じる人も

膨らんだお腹の様子、エコー写真や詳細な妊娠経過などの頻繁な報告に「自慢したいの?」「妊娠していることを見せつけてるの?」と感じてしまう人もいます。

エコー写真に映った胎児を愛おしく感じられるのは、母である自分だけ。他人にとっては、ただの「影」でしかありません。決してかわいいとは思えないし、「元気そうでなにより」くらいしかコメントしようがないのです。
記録として自分のタイムラインに載せたい場合には、公開範囲を自分のみに設定しておきましょう。

また、マタニティヌード写真の披露も「見苦しいから公開しないでほしい」という意見が多数。

妊娠中のママの姿はとても神秘的で素敵なものです。でも、その押しつけは反感を買うもの。夫や家族など、ごく身近な人たちだけで楽しむのがベターです。

「素敵なカメラマンさんに一生の記念になるキレイな写真を撮っていただきました、といった書き込みはまったく役にたたない。どうせ投稿してくれるのなら、その店の値段や住所、所要時間など、詳しいデータや口コミの情報を入れて、参考にできるようにしてほしい」という意見もぜひ参考にしてください。

実際にあった妊娠報告によるSNSトラブル

最後に、SNSで妊娠を報告する際、無意識に友人を傷つけてしまった経験のあるママの声をご紹介します。

「妊娠したことが嬉しくて初期からSNS投稿していたら、ずいぶん経ってから友人に“不妊で悩んでいたので辛かった”と打ち明けられた」(34歳 4歳女の子のママ)

「親友が突然いいねやコメントをしてくれなくなって疎遠になった。しばらくたってから、友人伝いに子供が欲しいけどうまくいっていないようだと聞いたので、それが原因だと思う」(33歳 1歳女の子のママ)

「妊娠中に撮ったマタニティフォトを載せていたら、友人数人に陰口を叩かれていたと後から知った」(30歳 9ヶ月男の子ママ)

赤ちゃんができることは幸せなことですが、妊娠を望んでいる人にとっては辛い現実となってしまうよう。

妊娠中の軽率な言動が、友人との関係にヒビを入れるきっかけになってしまうことも少なくありません。お腹に赤ちゃんがいる幸せで、ついつい周りが見えなくなりがちですが、SNSの投稿は慎重に行うのが良いようです。

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