夏を間近に控えるころ、スーパーなどで目にし始める「枝豆」。
日本中で栽培されている枝豆の栄養価は、じつはとても高く、スタミナ不足解消に効果があるビタミンB1、塩分を排泄し、むくみ解消に効果のあるカリウム、妊娠期にうれしい鉄分、葉酸まで摂れてしまう優秀な食材でもあります。
塩ゆでした枝豆を混ぜるだけで完成! カリカリ梅入り枝豆ごはん
ビールのおつまみというイメージがありますが、今回ご紹介するのは「枝豆ごはん」! 白ごはんの代わりに取り入れてみるのもいいかもしれません。

【材料(3~4人分)】
- 米 2合
- 枝豆(さや付き) 300~350g
- カリカリ梅 お好みで
- だし汁 2カップ
- 酒 大さじ2
- しょう油 大さじ1
- 塩(お米の調味料)小さじ1/4
- 塩(塩ゆで用) 小さじ1
【作り方】
1. お米をといで水けを切り、だし汁を加えて30分おく。
2. 鍋にたっぷり湯をわかし、沸騰したら枝豆を入れる。塩小さじ1を加え中火にしてから、ふたをせずに5分ほどゆでる。
3. 塩ゆでした枝豆をさやから取り出す。
4. 1に酒、しょう油、塩を加え通常モードで炊く。
5. お米が炊き上がったらさやから取り出した枝豆と、種を除いて粗みじん切りにしたカリカリ梅を加えて混ぜ、蒸らしておく。
少し手間がかかっても、枝豆をもっと美味しく味わいたい! という方は、下処理を丁寧にすることで深みのある味わいが楽しめます。その下処理の方法を紹介しましょう。
1. 塩ゆでする前に枝豆の両端をキッチンばさみなどで切り落とす。
2. ボールに水を入れ、枝豆を入れたら両手でもむように洗う。
3. 1度水を捨て、新たに4カップほどの水、塩大さじ1を加えてよく混ぜる。枝豆を浸して20~30分ほど浸したらざるに上げておく。
ゆでる前に上記の下処理をすることで、さやの厚い枝豆の中まで塩味をいきわたらせることができます。塩味のきいた枝豆に梅のアクセント、ほかほかごはんの相性は抜群!
お弁当にも活用できる美味しい逸品を、ぜひ堪能してみてくださいね!