毎月26日は「プルーンの日」だということを知っていますか?
スーパーフードとして人気のプルーン。今回は、さらに有効にプルーンを取り入れるために、フードコンシェルジュが摂取量の目安や、選び方などを紹介します。
Contents
毎月26日「プルーンの日」由来は?
老舗プルーンメーカーのサンスウィート・インターナショナル日本支社が制定し、日本記念日協会にて正式に登録されている記念日です。
日付は2を『プ』6を『ルーン』と読む語呂合わせから。なかなかハードルの高い語呂合わせですが、慣れてみると、26=プルーン も意外としっくりなじんでくるかもしれません。
プルーンとプラムって何が違うの?
プラムを加工したものがプルーンです。プラムは和名を「西洋すもも」という、甘酸っぱい果実。
「ミラクルフルーツ」とも呼ばれるほど栄養価に優れた果物で、その中でも十分な糖度を含んだものだけがプルーンになります。それは、糖度が高いと「乾燥しても発酵しない」ためです。
プルーンには半生状のプルーンと、乾燥プルーンの二種類があります。半生状のプルーンは「生プルーン」と呼ばれます。栄養価でみるなら、乾燥させたプルーンのほうがおすすめ。
食物繊維をはじめ、ビタミンやミネラルなど栄養素が全体的に増えています。また、抗酸化作用も高いとされています。柔らかい食感が好みであれば、半生状のプルーンのほうが食べやすいでしょう。
プルーンのカロリーと1日の摂取量目安
プルーンは生のもの、乾燥したもののほかにペースト状にしたプルーンエキスがあります。それぞれのカロリーと1日の摂取量目安をみてみましょう。
◎カロリー
・生プルーン(約78gのプルーン1個):36kcal
・乾燥プルーン(約8gのプルーン1個):19kcal
・プルーンエキス(ティースプーン1杯):14kcal
生と乾燥を同じクラムで比べると、生は100gで49kalなのに対し、乾燥プルーンは100gで235kcalあります。
乾燥にすると同じ100gでも粒の量が多くなります。乾燥プルーンは栄養価が高いのですが、カロリーも高くなってしまいます。食べすぎには注意が必要です。
◎1日の摂取量目安
・生プルーン⇒1日100g以下
・乾燥プルーン⇒1日4~5粒程度
・プルーンエキス⇒1日55g
日本では、明確な基準は定められていませんが、アメリカでは1日の摂取量目安として4~5粒が推奨されています。
乾燥プルーンには、ソルビトールというお腹がゆるくなる成分が1個につき1グラム以上含まれています。さらに、0.5グラム以上の食物繊維も含まれますので、便秘解消によい反面、摂りすぎるとお腹を壊してしまうことも……。
また、糖質の摂り過ぎになってしまう可能性も。適量を守るのがいちばんです。
美味しい生プルーン(プラム)の選び方3ポイント
1.果軸が緑で新しい物を選ぶ
2.表面が白く粉が付いているもの
3.果実は張りがあり、弾力があるもの
ちなみに完熟したプルーンは冷蔵保存で2週間程度、冷凍保存だと1~2ヶ月程度持ちます。
保存する場合には、冷蔵・冷凍どちらも皮つきのまま、乾燥に注意して保存してください。