働く妊婦の8割が「つわり」を経験。働くプレママたちの本音とつわり軽減アイテム

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妊娠そのものは喜ばしいことですが、妊娠中は楽しいことばかりではありません。特に働く女性は、仕事と妊婦生活の両立に悩むもの。

お悩みの代表例として、「周囲への妊娠報告」や「つわり」があります。

つわり中でも働くプレママたちの本音と、少しでもつわりを軽くするアイテムをご紹介します。

妊娠報告、いつする?悩んだプレママは71.2%

周囲への妊娠報告は安定期に入ってから、というのが世間の一般的な流れ。

ですが実際はお腹の目立たない時期から、体調の変化やつわりのせいで仕事を以前のようにすすめることができないことも多々あります。

子供2人以上の出産経験があり、かつ妊娠期間中に働いていた女性 計250人(22歳~45歳)を対象に、妊娠を周囲に伝えるかどうか悩んだり困ったりしたことがあるかという質問をしたところ、「ある」「少しある」と回答した人は合わせて71.2%いることが判明しました。

まだ流産の可能性もある妊娠初期に、仕事の状況など、様々なタイミングを見計らっての妊娠報告に悩む女性が多いことがわかります。

働くプレママを悩ますつわり。経験者は約8割

妊娠中のつわりについて調査したところ、一人目の妊娠中につわりを経験した人は 81.6%、二人目妊娠中は 82.8%にまでのぼることが判明しました。

つわりの重さについての調査では、1人目の子どもを妊娠中、つわりが「とても重かった」または「やや重かった」と答えた人は合わせて62.3%。

2人目妊娠中では65.2%にのぼり、半数以上が重いと回答しました。

働くプレママたちが、仕事をしながら重いつわりに悩んでいることがわかります。
(一人目つわり経験者 204名、二人目つわり経験者 207名を対象に調査)

つわりがあることで辛かった場面2位に仕事

働きながら仕事をしていると、体調面で辛い時も無理せざるを得ない場面が多くあります。

つわりがあることで辛かった場面や経験についての質問で(複数回答)、1位は「料理」で67.8%。

「仕事(業務)」が55.6%で2位、「料理以外の家事」が45.3%で3位に。

また、4位以降の回答のなかで、約3割が「家族以外の人と一緒に食事する場面」「人混み」「電車や交通機関での移動」が辛かったと回答していることから、通勤や仕事に伴うお付き合いが負担になっていたこともうかがえます。

早めに誰かに相談してサポート体制を整えてもらおう

妊娠中は体が思うように動かないため、働きながらの妊娠期間を乗り切るには周囲のサポートは不可欠です。ですが、周囲への申し訳なさが先に立ち、ついつい無理してしまうプレママさんも。

妊娠中、まだお腹が目立たない時期の相談相手として、勤務先の上司に相談したという人は20.8%。

また、勤務先の妊娠経験がある女性に相談した人は27.5%と、勤務先の誰かに相談できた女性は非常に少ないという結果となりました。

働く環境や周囲の状況は人それぞれですが、妊娠がわかったらまずは誰かに相談しましょう。

つわり対策は早めに取り組もう

働くプレママの約8割が悩むという調査結果が出たつわりについて、産科・婦人科「マミーズクリニックちとせ」院長の島田茂樹先生はこうコメントしています。

つわりは軽いうちに改善しなければ日に日に悪くなるという傾向があります。

そして悪くなると経口摂取もできなくなる、つまり食べられない、飲めないという他に、薬やサプリメントすら飲めなくなるということを意味します。

そのため、つわりは軽いうちに改善させることが非常に重要だと考えています。

妊娠初期は赤ちゃんを授かった喜びを感じて、毎日を幸せに過ごしていただきたい時期。

つわりが軽減されて笑顔のお母さんが増える世の中になることを祈っています。

つわりの症状は人それぞれですが、つわりが軽いうちに対策しないと、つわりを軽減させるための薬やサプリも取れなくなるほど重症化していくそうです。

「これ、つわりかな……」と感じた時は、すぐに改善に取り組みましょう。

つわりが軽くなると言われているビタミンB6

いくつかの論文で、ビタミンB6がつわりに有効であると報告されています。

「日本産婦人科ガイドラインの2017(最新版)」では、つわりの緩和にビタミンB6を投与するという治療法が記載されており、アメリカではすでに2015年からビタミンB6の投与を推奨しています。

先ほどの「マミーズクリニックちとせ」ではつわりの症状がある女性20名に、ビタミンB6を25mgと葉酸400マイクログラム(0.4mg)が入ったサプリメントを5日間摂取してもらい、吐き気がどうなるかというテストをおこなった結果、70%の女性に吐き気が改善、65%の女性に食欲の改善がみられたそうです。

ビタミンB6はヒレ肉、ささみなどの油が少ない肉類に多く含まれており、植物性の食品では、バナナやパプリカ、さつまいも、玄米などにも比較的多く含まれています。

このようなビタミンB6を多く含む食材を意識した食事を摂ったり、ビタミンB6が配合されたサプリメントなどを上手に活用しながら、つわりで辛い時期のお仕事を乗り切りましょう!

画像出典:https://www.beanstalksnow.co.jp/babymom/tsuwabee/

■商品名:ビーンスタークマム つわびー
価格:900円(税別)
※記事内の調査結果はすべて【雪印ビーンスターク株式会社】によるものです。

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