寒い冬の日の午後や夜……。ほっとひと息つきたい時は、ついつい甘いものが恋しくなりますよね。そんなときに、ピッタリなのが、ほんのり甘くて体をじんわり温めてくれる、ローカロリーの「りんごの葛湯」です。
葛湯には体を温めたり、腸を整えてくれる作用が期待できます。 また胃に負担を与えずに消化・吸収できるので妊娠中はもちろん、体調を崩している時もおすすめ。
とろりとした食感で、のどの痛みにも優しいんです。保存がきくので、一度にたくさん作っておき、ヨーグルトやバニラアイスに加えるなど、食べ方のアレンジもできます!
優しい甘みのりんご葛湯

【材料(湯のみ4~5杯分)】
- りんご 1個
- 水 1/4カップ
- 本葛粉 大さじ1
- 水 大さじ2
【作り方】
(1)本葛粉は大さじ2の水に溶かしておく。
(2)りんごを薄いいちょう切りにし、小鍋に水1/4カップとともに加え、ふたをして10分程度蒸し煮にする(焦げないように注意!)。
(3)りんごがやわらかくなったら火を止め、水に溶かした本葛粉を加えて混ぜ合わせ、再び火をつけて弱火で加熱したら完成!
粗熱を取ったら密封容器に入れて冷蔵庫で保存しましょう。そのまま食べても十分甘みを感じられ、美味しいですよ。
葛湯として飲む場合には適量の湯と合わせて楽しみましょう。湯を控えめにし、スイーツのような感覚でスプーンですくいながら食べるのも食感を楽しめていいですね。甘みを増やしたい場合はハチミツを加えるなど、自分好みに調整してみてください。
ポイントは100%葛の本葛粉を使うのこと。じゃがいもでんぷんなどが含まれているタイプは、葛本来の体を温める効果などを実感しにくくなってしまいます。
ぜひ100%の葛粉を使って、心も体もほっこり温まる、美味しいりんご葛湯を楽しんでみてください。