新年度に向け、仕事もプライベートもバタつきはじめるシーズン。体のプチ不調を感じたりしていませんか？ 仕事中の休憩時間にもできる、プチ不調解消ツボをご紹介します。
目の疲れのやわらげる「和りょう」
パソコンやスマートフォンの長時間使用のせいで、私たちの目は思っている以上に疲れています。目の疲れやだるさ、充血には「和りょう（わりょう）」というツボが効果的。
和りょうは耳の上側の付け根にあり、触ると少しだけくぼんでいます。脈を感じる場所なので、指で触りながら探すと簡単にみつかります。
目の疲れを感じた時に、10回ほど押してみてください。目のまわりにある筋肉の血流が良くなり、スッキリしてきます。
頭痛を抑える万能ツボ「百会（ひゃくえ）」
3〜4人にひとりは頭痛持ちといわている日本人。もはや現代病という感もありますが、偏頭痛が辛いときには頭頂部にある「百会」というツボを刺激してみてください。
探し方は簡単。両耳の穴に親指を入れ、手のひら全体で頭を包み込むようにしてください。両中指の先が接する部分のあたりを押して、気持ちいい部分が百会です。
百会は自律神経を整えるツボなので、頭痛の他にもイライラ・眠気・めまいなど、幅広い症状に効果が。ぜひ覚えておいてほしいツボのひとつです。
肩こり・首こりには「天柱（てんちゅう）」
日々のデスクワークで肩がバキバキ……という方は、「天柱」というツボを押してみてください。天柱は後頭部と首の境界線、髪の生え際にあります。
探す時は首中央のくぼみの両脇にある、太い筋肉を目印になります。その上側、かつ左右外側にあるくぼみ部分に天柱があります。
押す時は頭全体を両手でおさえ、親指を使って左右同時に押し上げます。3〜5秒くらいかけて押し、10回ほど繰り返してください。天柱を蒸しタオルなどで温めるのもオススメです。
ツボを押す時はイタ気持ちいい程度に、加減しながら刺激しましょう。強く押しすぎたり、同じツボを長く押しすぎると筋肉組織を傷つける可能性があるのでNGです。
ちょっとした不調が仕事のパフォーマンスを下げる要因にも。１時間に１回、１～２分程度をぜひ習慣にしてみてください。不調が軽減されること間違いなしです。
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