妊娠中の女性の体は出産に向けて刻一刻と変化していきます。妻が家事・炊事を担っている場合は、妻の体調の変化がそのまま日常の変化となることも。
中には夫にとって喜ばしくない事態となることもあり、妻にかけた言葉が火種となって怒らせてしまう人も珍しくはありません。
では、 具体的に「妊娠中の妻にかけてはいけない言葉」とはどんなものなのでしょう? 今回は代表的な5つの言葉についてご紹介します。
①「俺のごはんは?」
つわりで苦しくても、夫の食事を用意するために気合いをいれている妻もいます。でも、とにかく辛くて家事がままならなかったとき「あれ、作ってないの? 俺のごはんは?」と言われると思わずイラッと感じる妻のほうが圧倒的に多いのです!
体調の変化を理解し、たまには夫から「今日は早く帰れそうだから俺が作るね」「お弁当でよければ買っていくよ!」などの気遣いを見せてください。きっと「うちの夫、最高!」と喜んでくれるはずです。
そのとき、くれぐれも「妻の分」も用意してくださいね。自分の分だけ用意して鼻高々。そういう夫ってけっこう多いんですよね……。
②「そんなに太って大丈夫?」
妊娠中の体重管理は産院で指導が入ることがあります。でも、気を付けていても適正体重を上回ってしまうことがあります。
そういうときは、本人だってまずいと思っているです。にもかかわらず、夫の「ただ思ったことを口にしただけ」発言。
本当に、妻の体重増加が心から心配なら「食事制限とか、俺がフォローしたり手伝えることとかある?」など、協力体制があることを示すべきです。
③「また寝てるの?」
妊娠中はお腹の中でどんどん成長をとげていく赤ちゃんと反比例するように、ちょっとした動きにも「しんどさ」を感じてしまうものです。
そして、常に眠いのです。安静にするということは、体調を安定させることにもつながります。横になっている時間が多いのは当たり前として、やさしく見守ってあげましょう。
「起きて俺の世話をしろよ」という態度を、妻は絶対に忘れません。
④「他の奥さんは普通にやってるけど」
人によっては妊娠中であっても体調不良などを起こさず、比較的軽快に動ける人もいます。
妊娠前からやっている家事・炊事などを難なくこなしている他の家庭の奥さんの話を持ち出し「あそこの奥さんは妊娠中でも完璧に家事こなしてるらしいよ」なんて言われて「よーし! 私もやるぞー!」と思う妻はまずいないと考えていいでしょう。
他人との比較は自分も嫌な気持ちになりますよね。妻は妻、人は人と割り切って考えてみましょう。
⑤「俺に言われても」
妻から「つわりがひどくて、何にも食べられなくて……」なんて打ち明けられたら、どう応じますか?
心の中で「俺に言われてもな」と思うことがあっても決して口にしてはいけません。言われた妻はきっと他人事のように感じて寂しくなってしまいます。
そんなときは「つらそうだね、大丈夫?」「どんなものなら食べられそう?」などいたわりの言葉をかけてください。たったそれだけで妻は「分かってもらえている」と安心感を抱くことができるはずです。
安心できる存在になってサポートを!
妊娠中は、体調が悪いだけでなく精神的にも揺らいでしまう、本当に大変な非常事態なのです。そのときに、夫に言われたこと、されたことは、ずっと心に残ってしまいます。
無事な出産を向かえ、新しい家族との暮らしをハッピーなものにするためにも、妻の心を乱さず「安心できる」存在としてサポートしていきたいものですね!
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