さわやかな香りが特徴的なライム。 緑がかった皮を持ち、レモンよりひと回り小さいライムには、独特の酸味と苦みがあり、料理の付け合わせとしてよく使われています。
ライムには疲労回復効果があるといわれるクエン酸が多く含まれています。また、このクエン酸には「キレート効果」があり、非ヘム鉄など、ミネラル類の吸収をサポートしてくれるという役割も。付け合せとしてだけでなく、積極的にとりたい食材なのです。
今回はデザートとして楽しめるライムレシピをご紹介しましょう!
味も見た目もさわやか! ライムゼリーの作り方

材料(2人分)
- ライム 2個
- ゼラチン 5g
- お湯 大さじ3
- 水 (ライム汁とあわせて)300cc
作り方
(1) ゼラチンを大さじ3のお湯でふやかしておく。
(2) ライム2個をそれぞれ半分に切る。4つのうち、3つを絞って果汁を取る。
のこりのひとつは3等分にカット。それぞれ、
1.厚さ1mmほどにスライス(飾り用)
2.果肉を取り出してぶつ切り(ゼリーの中に入れて食感を出すために使用)
3.果汁を取る
にする。
(3)2で絞ったライム果汁と合わせて300ccになるように水を足し、密封性保存容器に入れる。1のゼラチンと果肉も混ぜ、冷蔵庫で約30分冷やす。
(4)スプーンですくってかきまぜ、ジュレ状にする。
(5)お皿に盛りつけ、飾りにスライスしておいたライムをそえる。
ゼラチンを溶かすときにはゼラチンにお湯を入れるのではなく、お湯にゼラチンを入れるようにしましょう。しっかりゼラチンが溶けます。
ゼラチンが固まらない場合は、ゼラチンの量と固まる量について確認しましょう。ゼラチンは5gで250~300ccの液体を固めることができます。
ライムの絞り汁と水を合わせた分量が300cc以上にならないように注意しましょうね。また、10℃以下でしっかり冷やして固めるようにしましょう。
キウイやパイナップルなど、分解酵素を含む食品を加えてしまうとゼリーが固まりにくくなることがあります。フルーツを加えたい場合は一度加熱して酵素を破壊するか、缶詰のフルーツを使ってみてください。
仕上げに、お好みでコンデンスミルクやハチミツを加えると酸味がまろやかになり、さらにおいしくなります。