なすは栄養素が少ないと言われることもありますが、そんなことはありません。なすの紫色の皮にはポリフェノールの一種である「ナスニン」という成分が豊富に含まれています!
ナスニンは血液をサラサラにしたり、活性酸素を消す強い抗酸化作用があるので、シミやシワなどの肌の老化予防にもなる美容食材ともいえます。
なすを使った料理の中で、ナスのおいしさをよく引き出しているのが「揚げびたし」。油で揚げることで調味料がよくしみこみ、グンと奥深い味に仕上がりますが、揚げ物は面倒なときもありますよね。
そこで揚げずに楽しめる、揚げびたしのレシピをご紹介しましょう。
なすとオクラでつくる「簡単揚げびたし」

【材料】2~3人分
- なす 3本
- オクラ 1袋
- めんつゆ 適量
- 塩 少々
- 油 少々
【作り方】
1.オクラは少々の塩をまぶし、こすり合わせてうぶ毛をとるように洗い流す。
2.なすを縦に4等分に切っておく。
3.沸騰したお湯に塩を少々入れ、オクラを1分ほど茹でる。
4.熱したフライパンに油をひき、なすに焼き色を全面につける。
5.オクラをざるにあげ、祖熱がとれたらオクラのガク(頭の部分)を切り落とす。
6.タッパーに焼いたナスと茹でたオクラを入れ、めんつゆをひたひたになるまでそそぐ(濃縮めんつゆの場合は2~3倍に薄める) 。
めんつゆにひたす時間が長いほど味がよくしみこみ、おいしくなるレシピ。オクラは少しかために茹で上げると、とろりとしたなすとの対比で、食感の違いをより楽しむことができます。
材料はなす、オクラ、味付け用のめんつゆだけなので、分量を細かく気にすることなく、おいしい一品が完成!
たくさんつくって冷蔵庫に保存しておけば、いつでもさっぱり・おいしい和食をいただくことができますね。