つわりは我慢しないで!辛い時期を乗り越えるつわりとの上手な付き合い方

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妊娠初期におこるつわり。症状や度合いは人によってさまざまですが、妊婦の半数以上が経験するといわれています。

赤ちゃんが順調に育っている証拠だとはいえ、連日連夜続く吐き気などの体調不良で、精神的に参ってしまいそうになりますよね。

無事元気な赤ちゃんに会うためには避けて通れないつわり。どのように付き合っていけばいいのでしょうか。

「つわり=耐えるべき」は間違い!

これほど医学が進んでいる日本ですが、「つわりは病気ではないのだから我慢するべき」という考えが一般的となっています。医師や助産師の考えもそれぞれで、「みんな通る道だから」と耐えることを良しとする人がいることも事実です。

そのため、ひと一倍重いつわりに苦しむ人に対し、厳しい目が向けられることも。

しかし、つわりはすべての人が我慢できるものではありません。そのため、自分の症状に合わせた適切な対処を行うべきなのです。

母子ともに危険を及ぼす「妊娠悪阻」とは?

症状や辛さにはかなりの個人差があります。症状が悪化すると意識障害や代謝異常による中毒症状を引き起こし、命に危険を及ぼすことも。

「妊娠悪阻」と呼ばれるこの症状はれっきとした病気です。最悪の場合、母体を守るために人工妊娠中絶を行わなければならないことだってあるのです。

辛い症状を我慢し続けると、精神的に不安定になったりストレスが溜まったりすることで、母体やお腹の赤ちゃんに悪影響を及ぼしてしまいます。本来しなくてもいい我慢で手遅れになり、精神的にも肉体的にも参ってしまうことは絶対に避けたいもの。

「みんな我慢しているんだから」と耐える必要はありません。どうにも耐えられないと感じたらすぐに病院を受診し、適切な処置を受けましょう。

点滴や薬で効果的につわりを和らげて

牛乳を飲む、さっぱりした食事を食べる、吐き気止めのツボ、マッサージ、お風呂に入る、などなど。様々なつわりの対処法がありますが、症状が重い人にとってこのような対処法は所詮気休めにしかなりません。

どの程度辛くなったら……という目安はありませんが、辛いと感じた時は無理せず病院へ!

お腹の赤ちゃんに影響のない吐き気止めや頭痛薬、漢方薬などの薬を活用したり、点滴で水分や栄養分を補ったりするなど安全な方法は沢山あります。

薬や治療を行うことをネガティブに捉える人も多いものですが、必要のない我慢を続けることが結果的に悪影響になることも。医師の指示のもとで、少しでもつわりの症状を和らげて。

つわりは我慢せず上手につきあって!

辛いつわりにも必ず終わりがやってきます。まずは自分に「我慢しなくていいよ」と言ってあげて。そして元気な赤ちゃんに会えるよう、無理せずつわりと上手に付き合ってくださいね。

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