最近、母子手帳ならぬ「父子手帳」と呼ばれているものがあるのをご存じでしょうか?
母子手帳は聞いたことがあるけれど、父子手帳……? というパパも少なくないはず。そこで今回は、話題になっている父子手帳について詳しく紹介していきましょう!
母子手帳ならぬ「父子手帳」ってなに?
内閣府が全国に呼びかけている「さんきゅうパパプロジェクト」を知っていますか?
これは子どもが生まれてから2ヶ月以内のパパの休暇取得向上を目指して企画されているもので、パパが休みをとることの重要性や、やるべきポイント、実際に休暇をとった人の体験などが分かりやすくまとめられ「さんきゅうパパ準備BOOK」と題されて発行されています。
こうしたベビー誕生にまつわる知識や情報などがまとめられた冊子はパパ向けであることから、母子手帳にならって「父子手帳」と呼ばれることもあるようです。
発行されていない自治体もある?
全国区の「さんきゅうパパ準備BOOK」のように、パパに役立つ内容の「父子手帳」はさまざまな自治体が発行しています。
たとえば
・宮城県石巻市の『石巻市父子手帖』
・秋田市のオリジナル父子手帳『パパと○○ちゃんのおもいでぶっく』
・東京都港区の港区父親手帳『Minato Papa’s Life』
・さいたま市の『父子手帖』
・岐阜県の『パパスイッチオン!ぎふイクメンへの道』
・三重県のみえの育児男子HANDBOOK『PAPA LIFE in Mie』
・大阪府高槻市の『たかつきイクメンブック』
・鳥取県の『がんばるイクメンのリアルな日常』
・鹿児島県の『イクメンLINE』
・大分県の『楽しむイクボン~素敵なパパになるための育本~』
などなど。その呼び名もさまざまで、おもしろいですね!
しかし、住んでいる自治体で発行されていないという人もいます。そんなときは、自分でつくってみてはいかがでしょう。
オリジナルの父子手帳はママが喜んでくれるのはもちろん、パパ自身も父親になる準備が整うはず。子どもの誕生が、より楽しみになってくるかもしれません!
「マイ父子手帳」にはどんなことを書けばいい?
父子手帳を手づくりするときは、前述した各都道府県、市町村の父子手帳のデータをダウンロードしてみるといいでしょう。その内容を参考にしながらつくっていくと中身の濃い一冊ができあがります。
例えば、子育てに必要なことを事前学習して、メモを残しておくのがおすすめ。オムツ替えの仕方などは、オムツメーカーのWebサイトをチェックしてみると月齢に合わせたオムツ替えのやり方が動画で詳しく公開されていることも。おおまかな手順だけ書き記しておくと、いざというときもあせらずに対処できますね。
また、利用できる子育て支援サービスの電話番号一覧なども事前につくっておくと便利です。かかりつけとなる小児科や、夜間・休日の緊急用コール番号、相談できる子育て支援センターの番号もあると便利です。
それからママの体重を記録するページや、予定日まであと何日……などの注釈、パパになるまでに読んでおきたい育児本のリストメモなどを加えるのもいいですね。パパ自身が楽しめる父子手帳をつくるのがベストです!
パパの父子手帳作りは赤ちゃんへの思い、家族への思いが伝わってきて頼もしく感じるママも多いはずです。これさえあれば、ベビー誕生の準備は万端! 子どもが生まれる前の貴重な時間を楽しんで過ごしていきましょう!
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