パパが育児休暇を取る場合のおすすめの取り方は?

0

日本における男性の育児休暇取得率はまだまだ低いのが実情。ですが、育休を取りたいと考えているパパが増えているのも事実です。

育児制度はママだけのものではありません。法律で定められた取得の権利は、パパにもあります。そこで今回は、ママの要望に合わせた育休の取得パターンをご紹介します! 

育休の取得時期について、ママと話し合う際の参考にしてみてくださいね。

育休の期間について

育休の取得可能な期間については会社によって別途定められていることもありますが、法律上保証されているのは「子どもの出生後、1歳の誕生日の前日まで」となります(ママは出産~8週目までは産休期間となります)。

ただし、2010年に施工された「育児・介護休業法」により、「パパ・ママ育休プラス」という制度が利用できるようになりました。これは、パパとママが育休を取得した場合、その期間を最大で2カ月延長できるというものです(規定の条件を満たす必要があります)。

なお、育休の対象期間が終了した後も、保育園への入所を希望しているのに入れないといったやむを得ない事情で職場への復帰ができない場合、最大で1歳6カ月の誕生日の前日まで育休の延長を申請することも可能です。

育休の取り方1.出産直後のママをサポート!


①出産直後
出産という大仕事の後のママは体力の消耗も激しく、とくにサポートが必要な時期です。

そのため実母や親戚などに生活をサポートしてもらうために家に来てもらう、あるいは里帰りして産後を過ごすケースも多いですが、パパがこの時期に育休を取得しママのサポートに回るというのもママにとっては心身ともに大きな支えとなります。

2.ママと一緒に育児に向き合う!

②ママとかぶせる
出産直後に限らず、開始日が1歳の誕生日の前日までであれば育休を取得することができます。

ママと一緒に育休生活を過ごし、ママに赤ちゃんの世話のことを教えてもらいながら2人で育児に集中的に取り組むことで、我が子への理解も家族の絆もよりいっそう深まることでしょう。

3.ママの職場復帰をサポート!

③ママとずらす
育休明けにママは職場へ復帰、でも赤ちゃんのこともまだまだ気にかかる……という場合は、ママの育休明けに合わせてパパが育休を取るパターンも可能です。

この場合、パパは「パパ・ママ育休プラス」制度の対象となるため、1歳を超えても育休を取得できます。

■参考:ママの産休期間中にパパが育休を取得すると

④2回取る
ママの産休期間中にパパが育休を取得すると、2人で1歳2カ月まで育休を取得できるようになります。これは、

・産後8週以内の育休取得については、後日もう1度だけ育休を取得できる
・ママの育休開始日がパパより後のため、ママは「パパ・ママ育休プラス」制度の対象となる
・パパの2度目の育休開始日がママより後のため、「パパ・ママ育休プラス」制度の対象となる

という複数の条件を利用しています。やや複雑ですが、パパが仕事の都合でどうしてもまとまった休みが取れない場合など、「産後8週以内の育休取得については、後日もう1度だけ育休を取得できる」というのは知っていて損はない条件ですね。

■注意:この場合、ママは「パパ・ママ育休プラス」制度の対象とならない

⑤ママはプラスにならない
「パパ・ママ育休プラス」制度では、「対象となる本人の育休開始日が、配偶者の育休開始日より後」でなければなりません。上記のケースでは、ママのほうが先に育休を取得しているため、ママの育休期間は1歳の誕生日の前日までとなります。

【関連記事】
『男性の育児休暇を推進している都市一覧|育休取得を前向きに!』

『パパからプレママへのギフトに最適!「マタニティマッサージ」ギフトチケットで癒しをプレゼント』

『妊娠中の出血はパパも知っておいて! 妊娠期間別出血の代表的な症状』

『【男性育休取得レポート】妻がアンコール・ワットに飛び、ひとり育児の壮絶さを知った』

『使わなくなったベビーベッドが大変身!かっこよくDIYした実例5選』

『子どももパパも夢中なオススメおもちゃ3選!男心を捉える知育玩具紹介』

【ママ・パパにおすすめ!簡単おいしいお料理レシピ『マタメシ』一覧はこちら!】