髪の毛の静電気予防対策!広がる髪の原因と静電気防止のヘアケア方法まとめ

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ヘアスタイルが思い通りに決まると一日中気持ちよく過ごせる! という方は多いですよね。

ですが、せっかくきちんとセットしたのに、気づけば髪の毛が膨らんだり、顔にまとわりついたり、アホ毛が逆立ってぼさぼさの印象になってしまったり……。

冬の乾燥シーズンだけでなく、オールシーズン「髪の毛の静電気問題」にお悩みの声は珍しくありません!

そこでここでは、長年悩んでいる方にこそ読んでもらいたい、髪の毛に静電気が発生する原因と予防対策をご紹介します。

静電気ってなに?

まず、そもそも「静電気」とはどのようなものなのか、見ていきましょう。

人間を含む地球上の物質は全て、「プラス(+)」と「マイナス(-)」の電気を保持しています。通常はこれらプラスとマイナスの電気の数は同じため、安定しバランスが保たれています。

しかし、それぞれの物質には「マイナスの電気を奪いやすい」または「マイナスの電気を奪われやすい」といった、異なる性質があります。

これらの性質が異なる物質が触れあったりぶつかったりすると、「マイナスの電気を奪われやすい」物質のマイナスの電気だけが、「マイナスの電気を奪いやすい」もう片方に移動してしまうのです!

すると、当然ながら「マイナスの電気を奪われた」物質は、プラスの電気のほうが多くなり、同時に「マイナスの電気を奪った」物質は、マイナスの電気のほうが多くなります。

つまり、双方の物質が保持するプラス・マイナスの電気のバランスが崩れてしまうのです。このバランスが崩れている状態を「静電気」と呼び、静電気を帯びていることを「帯電」と言います。

そのため、静電気には、プラスの電気を多く帯電している「プラスの静電気」と、マイナスの電気を多く帯電している「マイナスの静電気」の2種類が存在するのです。

【静電気で髪が乱れる理由】

プラスとマイナスの電気のバランスが崩れている帯電状態の時、物質は電気のバランスを安定させようとします。

そこで、たとえば「マイナスの電気が多い物質」が「プラスの電気が多い物質」に接触すると、前者のマイナスの電気はプラスを求めて後者に移動します。このような電気が移動する現象を「放電」と言います。

静電気によって髪の毛が膨らんだり顔や衣服にまとまりついたりするのは、以上のような「電気のバランスを安定させるための放電」によって起こっているのです。

髪の毛に静電気が起こる原因

次に、髪の毛に静電気が起こりやすい、主な原因を見ていきましょう。

【髪の毛に静電気が起こる原因1.空気と髪の乾燥】

静電気が起こりやすいのは、「湿度が40%未満」の環境下とされています。なぜなら、静電気は空気中の水分を通して放電されるため、湿度が高いほど身体に帯電しないからです。

そのため、空気中の湿度が低く乾燥していると、静電気が起こりやすい条件に! そこで一般的に、夏よりも冬に静電気に悩む方が多いのです。

なお、季節に関わらず静電気が気になる場合は、髪の毛自体の乾燥が静電気を起こりやすくしている、と言えます。

【髪の毛に静電気が起こる原因2.ブラッシングによる摩擦】

髪の毛の表面は、元々天然の油分で覆われて外部の刺激から保護されています。

しかし、ブラッシングをし過ぎると、その摩擦によって天然の油分が取れてなくなってしまい、髪の毛の乾燥を加速させることに。すると、髪の毛1本1本が少し擦れるだけでも、静電気が起こりやすくなります。

髪の毛の静電気
また、コテやヘアアイロンで熱を与え過ぎても、髪の毛の保護成分が取れて乾燥してしまうため、静電気発生の負のスパイラルを生んでしまうのです!

髪の毛の静電気予防対策

髪の毛に静電気が起きやすい原因として、「乾燥」と「摩擦」というキーワードがお分かりいただけたかと思います。

そこで次に、おすすめの髪の毛の静電気予防対策をご紹介します。

【髪の毛の静電気予防対策1.部屋の適正湿度を保つ】

冬場に静電気が起こりやすい方は、外気の乾燥だけでなく、室内の暖房による乾燥にも気をつけましょう!

湿度計

加湿器を使用するなどして湿度(目安として、肌に良い湿度は60~65%)をキープし、できれば湿度計を置くのもおすすめです。

【髪の毛の静電気予防対策2.ブラシの素材を見直す】

ブラッシングによる静電気を避けるには、ブラシの素材を見直しましょう。木製や獣毛を使ったブラシにすると、静電気が起こりにくくおすすめです。

なお、ブラッシングする際は、頭皮の皮脂で髪の毛をコーティングするように、根元から毛先に向かって優しく梳くようにしましょう。

【髪の毛の静電気予防対策3.頭皮・髪の毛の保湿ケア】

髪の毛自体が乾燥している場合も、ブラシや衣服による摩擦によって静電気が発生しやすくなるため、とにかく保湿ケアを重視しましょう。

たとえば、お使いのシャンプーの洗浄力が強く、頭皮の必要な皮脂まで洗い流している懸念がある場合は、頭皮ケアができるシャンプー(スカルプシャンプー)をおすすめします。

というのも、皮脂には頭皮や髪の毛を適度に潤わす働きがあるため。頭皮環境が悪いと新しく生える髪の毛の質も悪くなり、傷みやすい乾燥ヘアになってしまうのです。

また、敏感肌の方や髪の毛の乾燥が明らかな場合は、洗浄力がマイルドで保湿力のあるアミノ酸系シャンプーもおすすめです。

さらに、アウトバス用のヘアオイルやトリートメント・クリームを使用して、髪の毛に潤いのコーティングをすれば、しっとりとしたツヤ髪になって静電気が起こりにくくなります。

なお、シャンプー後に自然乾燥させると髪の内側の水分まで蒸発し、少しの摩擦でも傷んでしまうため、必ずドライヤーを使用してください。根元から毛先に向かって乾かし、最後に上から冷風を当てて髪の毛にこもった熱を逃がすようにしましょう!

頭皮クレンジング&ミネラルパックで毛根から栄養チャージ!

「静電気の予防には、髪の毛の潤いが大切ってことは分かったけれど、自分ではなかなか改善できない……」という方にぜひおすすめしたいのが、プロの手技による「ミネラルヘッドスパ」です!

閑静な住宅街に佇む大人の隠れ家サロン「ayualam GRACE(アユアラングレース)」は、ラグジュアリーな個室空間でリラックスしてプロの施術が受けられると美容通の間でも話題のサロン。

提供する人気メニューのひとつ「ミネラルヘッドスパ」は、海藻に含まれる天然ミネラル成分をたっぷり補給し、健やかな頭皮環境を整えてくれると大好評です。

まずは、頭皮の汚れをすっきりとクレンジングした後、オリジナル手技で凝り固まった頭皮をほぐして血行促進。耳周りのツボにアプローチすることでリフトアップ効果まで期待できるのも高ポイント!

ミネラルヘッドスパ手技
次に、体内では作り出せない栄養素のミネラルをたっぷり詰め込んだ海藻パックを、髪全体に塗布。毛髪の組成成分を多く含む海藻パックは、体内への吸収力が高く、代謝を活性させる働きがあります。

ミネラルヘッドスパ
その後はシャンプー&トリートメントをすることで、すっきりと整った頭皮環境と潤い満ちる美髪を実現! マッサージとブローで整えれば、憧れのツヤ髪が叶います。

乾燥&静電気に負けないまとまりのある潤い髪を目指すには、まず土台の頭皮環境を整えるところから始めましょう。あなたの長年の髪のお悩みに、プロの技が光る「ミネラルヘッドスパ」をぜひお試しください!

■ミネラルヘッドスパについて詳しくはこちら

アユアラングレースバナー
・アユアラングレース 南青山 https://www.ayualam.jp/menu/headspa/mineral/

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