【美プロ】今年の夏をメイク崩れなしで過ごすメイク術【ビューティコラム】

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美プロ「ビューティーコラム」は、”美しくなるための秘訣”を美容のプロに聞くコラムです。気になるあの美容方法のコツや、ちょっと気になるお悩みなど……あなたを美しくするための美容に関するさまざまな対処法をご紹介していきます。

今年の夏は、本当に暑いですね。メイクをしている最中から汗が流れ、一歩外に出ると、暑さで噴き出た汗がせっかくしたメイクも数分でドロドロに……。

「メイクする必要あるかな……」という気持ちになるくらい、メイク中から汗で崩れはじめることに頭を悩ませているという方は多いのではないでしょうか。

そこで今回は、暑い季節でも崩れにくいメイク術をご紹介します。暑さの中でも、崩れにくいメイク方法を知ることで、夏のメイクが楽しくなりますよ。

崩れにくいメイクのポイントは、毛穴の引き締め

メイク崩れの原因となるのは、開いた毛穴。まずは、メイクをする前に毛穴を閉じた状態にすることがポイントになります。では、ベースメイクを作る流れをご紹介します。

①メイクをする前に、化粧水パックやフェイスマスクで毛穴を引き締める

家の中でも暑さが厳しいときは、あらかじめフェイスマスクを冷蔵庫で冷やしておくことをおすすめします。汗をかきやすい方は、首まわりも同時に冷やしておくことで汗がでにくくなります。

②毛穴を引き締めた後は、日焼け止めクリーム、下地、ファンデーションをのせる

ファンデーションを塗るときは、氷水で濡らしたスポンジを使うと崩れにくさがアップします。きちんと絞ってからファンデーションを塗ります。氷水でなく、水道水で濡らすだけでも大丈夫です。

③アイメイク用の下地で、目の周りのベースを作る

アイライナーのヨレにお悩みの方は、専用の下地をしっかりすることをおすすめします。下地を作ることで、アイライナーやアイシャドウとの密着度を高め、にじみやヨレを防ぎ、もちをアップさせてアイシャドウの発色も良くすることができます。

少し面倒に思うかもしれませんが涼やかな目もとを演出できるマストアイテムです。

④眉は、仕上げ用のリキッドを塗ることで、汗で消えにくい眉を作る

マスカラはばっちり落ちにくいものを使っているのに、眉は無防備という方も多いのではないでしょうか。

おすすめなのは、仕上げにひと塗りするだけで、落ちにくい眉を作ってくれるアイテム。最近は、100円ショップでも手軽に手に入るので、気軽に試すことができます。

⑤顔にティッシュを1枚乗せて、ミストタイプの化粧水をティッシュが塗れるくらいに吹きかける

仕上げに、フェイスパウダーで全体を抑えてあげることで、崩れしにくいメイクの完成です。「メイクの上から水?」と意外に思うかもしれませんが、メイク崩れを防ぐ決め手はこれ。

ぜひ、このひと手間はいつものメイクにプラスしてくださいね。

メイクをするときには、全ての工程で「引き締める」ということを意識してください。

崩れにくいメイクを作る必須アイテム

この季節のメイクに適したアイテムをご紹介します。

【ファンデーション】

基本的にはリキッドタイプでラスティング効果の高いウォータープルーフがおすすめです。ただ、べたつきが気になる方はパウダータイプのものを使用するとサラッと仕上がります。

【下地】

リキッドタイプと呼ばれている水分多めのもので、使う前に振って、中身を混ぜてから使用する2層タイプがおすすめです。

【BBクリーム】

この夏、崩れにくいメイクを作るのに一番おすすめしたいのが「ステム コンセントレートBBクリーム」です。

ヒト幹細胞培養液配合のBBクリームは、メイクとして塗っているだけでスキンケアになるくらいすごいクリームです。

また、この季節に使うにはぴったりのSPF50+、PA+++なので、日焼け止めとしての効果もあります。
肌表面で油分を分散する効果があり、長時間テカり知らずの肌に仕上げてくれます。

画像出典元:https://shop.premier-beauty.co.jp/products/detail.php?product_id=387

■ステム コンセントレートBBクリーム (イエローベース)
価格: 6,380 円(税込)

日々のスキンケアで気をつけたいこと

お客さまにメイクしているときに気づくのが、夏でも乾燥している方が多いということ。

冬と違い、夏は保湿をしていない方、足りていない方が多いです。しかし、夏の肌は紫外線を浴びることで乾しています。美容液や乳液などでしっかり保湿を心掛けてください。

また、メイク直しのときにやりがちなミスは、上から新たにファンデーションやパウダーを重ねること。崩れたところはいったん拭き取り、新たにファンデーションを塗りなおしてください。メイク直しのあとも、メイク後と同じく、ミストタイプの化粧水をティッシュの上から拭きかけ、パウダーで抑えることをおすすめします。

今年はまだまだ暑い夏が続きます。崩れにくいメイク方法を知っているだけで、メイクへのモチベーションが変わりますね。まずは「引き締め」を意識して、崩れにくいメイクに挑戦してみてください。

【今回の美プロ】
一人一人の魅力を見つけるメイクアップアーティスト
宮國 佳代子

美容業界に20年以上携わり、美容学校のヘアメイク講師やブライダルの現場をメインに活躍するメイクアップアーティスト。

今までに500人以上の方のメイクを担当し、1人1人の魅力を見つけ、引き出すことを得意としている。 「メイクって誰に聞いたらいいの?」「誰の言っている事が正しいの?」という方の悩みに寄り添いながら、その人その人の悩みや疑問にお応えできるメイクアップアーティストでありたい!という思いのもと、初めて習う方でもわかりやすいメイクのワークショップも随時開催している。

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